January 15, 2011

帰国

帰国 お昼の便のために午前中から空港に…。年毎に厳しくなっているセキュリティ・チェックは、半年前よりさらに厳しくなっていました。手を頭上に上げて数秒間、全身をスキャンされます。全身が見え過ぎる…と問題になっている例のやつですね。どんな風に見えているのか、ちょっと興味があるのですが…自分ではわかりません。
 今回はプレミアム・エコノミーだったので、比較的席が広く、快適な旅となりました。ビーガン用をリクエストしておいた機内食もなかなか…。じっとしている機内では、やはり軽めの食事の方が体の負担にならないような気がします。
 向かい風があまりないとの事で、予定より1時間近く早く成田空港に着きました。予想してはいたものの、やはり日本は寒いですね。これから久々のお風呂にゆっくりと浸かることにします。  

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January 14, 2011

子供と紐とお母さん

子供と紐とお母さん 今日はディズニーランドの門前を抜けて、ディズニー・ダウンタウンというお店が集まっているところをお散歩しました。日差しが強く、歩いていると汗ばむほどの気候です。
 ディズニー・ランドのバスの発着所を通りがかった時、紐のついたリュックを背負わされている子供がバスから出てきました。なんとこの紐付きリュックは4名の子供たちが身につけています。しかもそのうちの3本の紐を両手で握ったお母さんは、さらに車椅子を押していました。
 見たところメキシカン系の親子に見えますが、6才~7才くらいのお姉さんは紐の1本を担当…しっかりとその端を握っています。しばらくするともう一人のお兄さんも1本持たされました。確かにディズニーランドで子供たちが迷子になったら大変だとは思いますが、それぞれに紐をつけられた子供が4名もゾロゾロ歩いているとつい笑ってしまいます。
 それでも家族(親戚?)揃って出かけたディズニー・ランド、子供たちはきっと最大限に楽しんだことでしょう。  
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January 13, 2011

アナハイムのホテルにチェック・イン

4アナハイムのホテルにチェック・イン 昨日荷詰めがかなり進んでいたので、残りの荷物を詰めてお昼頃に何とか荷物を見送ることができました。軽く掃除をして、鍵を大家さんに返したり、ケーブルの端末を返したり…といくつかの雑用を済ませます。そして一路アナハイムへ…。この辺りで主人の仕事があるので、2泊ほどして一足先に日本へ帰国する事になります。
 アナハイムはご存知の通り、ディズニー・ランドがあるところ。広く区画された土地にコンベンションセンターやナッツベリー・ファームがあり、ホテルも様々なランクのものが揃っています。私たちがチェック・インしたホテルも、遊びに来たらしい親子連れをちらほら見かけました。
 …とは言え、もうすでにディズニー・ランドは行ってしまったし、一人で行って面白いところでもないので…明日はこの近辺でお散歩するくらいにして、ゆっくり過ごそうと思っています。  
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January 12, 2011

荷詰め開始

荷詰め開始 いよいよ今日から引越し。引越し屋さんが来て、朝から荷詰めが始まります。一応持って行くものの仕分けは済ませたつもりだったのですが、いくつか不明だったり要らないものも荷物に入ってしまったり…。これらが日本に着いたらまたひと騒動ありそうです。
 海外の引越は箱の中に何があるかすべて書き出さなくてはならないので、いくつかの箱に本などを入れておいたものの、完全にパッキングは済ませていませんでした。スタッフの方は表に書き出しを行いながら、着々とダンボールに詰めてゆきます。
 私はその合間を縫っていらないものを集めたり、コンピューター関係をまとめたり…片付けが苦手な私はあまり役には立ちませんでしたが…。日本に持って行くものは8割方箱詰めが終わり、夕方にはトラックと共に運びだされました。家の中はガランとしています。
 明日は残りを箱詰し、手持ちの荷物をまとめて、いくつか家具を引きとってもらう方の家に届けてもらいます。あともう一息です。  
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January 11, 2011

大きなチョコケーキ

大きなチョコケーキ 今日は主人の会社の奥様仲間が、送別会を開いてくれました。チャイニーズで昼食を取ったあと、近くのチリーズでお茶。レストランに入る時に見かけたのは大きなチョコケーキです。さすがに誰も1人で食べる勇気がなく、9名でチョコケーキ2つと、チーズケーキ1つをオーダーしました。
 このチョコケーキ、見かけはかなり派手ですが、よくあるダイナーのケーキと違って、甘さはそれほどではなかったそうです。日本からきたばかりの人が「おいしい…」と言って食べていたので、ちゃんの日本人の舌に合った味だったのでしょう。(長くこちらにいると、味覚が変わってしまうことがあります。)ベジタリアンの私はどちらも食べられませんが、こんな大きなケーキ、日本ではなかなか見ないだろうなぁ…と思って写真を撮っておきました。
 多人数でトライしたにも関わらず、お皿にはケーキが少し残りました。この巨大なケーキ、アメリカ人は一人で食べるのでしょうか…ね?  
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January 10, 2011

最終ゴミ出し

最終ゴミ出し 明日の朝は最終のゴミ出し日。生ごみ以外のゴミは引越し屋さんに引きとってもらえますが、食物関係は今日出さなくてはなりません。夕食のパスタに使える野菜をできるかぎり放りこんで食べた後、処分を開始。
 野菜の残り、冷凍食品の残り、お醤油や調味料、乾物やお米、そして小麦粉にインスタント食品…。手を付けていないもので賞味期限が先のものは家具を処分する時にいっしょに差し上げたりもできるのですが、中途半端に残った調味料や、期限が近いものは捨てるしかありません。
 ここ1週間はなるべく食物を買わないようにしていたものの、中途半端に残ったものがものすごい量に…瓶などを入れるとゴミ袋4袋にもなりました。…ああ…なんてもったいない。とは言え3週間もかかる輸送に中途半端に残ったものを送る訳にもゆきません。
 それでも冷蔵庫や食品棚が空っぽになると気分もすっきりしました。最終的に家を出るまでにはまだ3日あるので、冷蔵庫には飲み物ばかりが入っています。いつも引越しの時は、次こそはシンプルに暮らして行こう…と思うのですが…。  
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January 09, 2011

スペイン風居酒屋バー・ピンチョ

スペイン風居酒屋バー・ピンチョ サンタモニカにあるバー・ピンチョで食事をしました。ここは一口料理ピンチョスや小皿料理タパスを食べながらビールやワインを楽しむお店です。小さなお皿をいくつもオーダーする形態は、居酒屋好きな人にとってはとても嬉しいもの。ちょっと気の利いたおつまみが、少しづつ出てくるのです。
 私がオーダーしたのはアスパラガス、トマトソースがけのポテトフライ、グリルしたカリフラワーなど…。どのお皿も丁寧に作られていておいしかったです。他に生ハムや豚肉の串焼き、チーズなどの小皿が並び、賑やかな食卓となりました。スペイン料理はハム類やチーズ、それにシーフードが充実していて、日本人にとっては馴染みやすい食材だと思います。
 店内は狭いながらもお洒落な感じのバー。店員さんの対応もとてもフレンドリーで好感が持てました。がっつりとお皿にディナーが盛られて来るスタイルよりも、少量で種類が多く食べられた方が、私たちにとっては何となく楽しい感じがします。それでもポテトは山盛りにお皿に乗っていたので、かなり満腹状態でお店を出たのでした。  
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January 08, 2011

引越し前に…

引越し前に… 引越しまであと数日。家の方も大家さんや不動産屋さんとのやり取りがあります。先日不動産屋さんの担当の人が来て、外に「For Lease」の札を立ててゆきました。
この地域に入る門のところでのチェックが厳しく、パトロールも定期的に回っているこのゲート・コミュニティは評判が良いらしく、すでに1組家を見に来ました。明日も新たに1組来る予定です。
 家の中はダンボールが並んでいる状態なので、あまり見てもらうのに良い環境とは言いがたいのですが、引越しを前に悠長なことも言っていられません。箱詰めは当日引越し屋さんにお願いするとしても、その前に捨てるものの仕分けをしておかなくてはならないのです。
 作業のあとは最後の散歩。公園を一回りして家の近くまで戻り、ふと空を見上げると、綺麗な夕焼けが…。空気が乾燥しているので、山並みや木のシルエットがすっきりと浮かび上がっていました。日本の夕焼けよりもキリッとした感じの風景です。
 帰国まであと1週間。色々な事が少しづつ片付いてゆきます。  
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January 07, 2011

ベジ・バーガー用のパテを焼く

ベジ・バーガー用のパテを焼く 時折レストランではベジ・バーガーをオーダーしますが、先日ホール・フーズでも冷凍のパテを見つけました。一口にベジ・バーガーと言っても、チーズが入っているものや、カリフォルニア・バーガー、バジル風味など、何種類か並んでいます。このなかでビーガン用と書いてあった、ベジィ・メロディを購入。直径10cmくらいの冷凍のものが4つセットになっていました。
 パテの部分は豆類が使われ、その他に人参や玉葱、トマトやトウモロコシ、マッシュルームなどが刻まれて入っています。解凍して焼いてみたらわりとあっさりした味だったので、少しお醤油をたらしてテリヤキ風に…。
 パテには野菜や穀類の繊維が沢山入っていて、雑穀のご飯に良く合いました。大根おろしやトロミをつけたタレなどで頂くのも良いかも知れません。パンに挟むのならばアボカドやマッシュルームのソテーを一緒に挟むとボリューム感が出そうです。本物のお肉のジューシーさやリッチ感はないものの、これはこれで楽しめました。
 日本ではあまり売られていないのが、ちょっと残念です。  
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January 06, 2011

LA郡立美術館のジャパニーズ・パビリオンを歩く

LA郡立美術館のジャパニーズ・パビリオンを歩く LA郡立美術館には、ジャパニーズ・パビリオンがあります。そんなに広くはないものの、館内に足を踏み入れるとちょっと不思議な感じ…。周囲は大きな障子のようなものに覆われていて、外光が直射日光ではなく、柔らかく入るようになっています。行った日が雨だったので少し暗めでしたが、普段はもう少し明るいのではないかと思います。
 中は坂になった螺旋状の通路を歩いてブースのように別れた展示を見るようになっていました。ゆっくりと歩きながら作品を訪ねゆくこの感じは、廻遊式庭園にも似ています。書や日本画、版画、仏像、焼き物などが展示されていました。それほど派手な作品ではないものの、渋めで品の良い作品を鑑賞することができます。
 また、館内に入って左手にある小部屋では根付が展示されていました。展示ケースがぎっしりと並べられ、並んでいる根付はかなりの数になります。ユーモラスな作品も多く、近づいて写真を撮っているアメリカ人もいました。こちらの展示は、日本美術に詳しくない人でもわかりやすいようです。
 日本には決してないような空間ではありながら、日本美術の良さを伝えようとしているのが感じられるパビリオンでした。  
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January 05, 2011

白い和紙の鬘

白い和紙の鬘 LA郡立美術館で開催されていた「ファッショニング・ファッション」は、1700年~1915年のヨーロッパの服飾を展示しています。ドレスの詳細は置いておいて…面白いなぁ…と思ったのは頭の部分です。
 多分和紙だと思うのですが、確認はしていません。成形しやすいように柔らかい紙でできていて、絞りのような感じに皺が入っていました。服装に合わせて、その時代に行われていた様式に結いあげてあるのでしょう。髪の流れは大まかな形を取っているので、実際の髪の毛よりもわかりやすいと思います。
 白いマネキンに合わせて白い色を使っているのも、ちょっと幻想的な感じ。マネキンに鬘を付けると、妙に生々しくなったり、俗っぽくなったりするのですが、白い紙を使うと現実感が薄れてとても綺麗です。ファッションの展示に相応しく、お洒落な展示。紙の成形の可能性を感じたのでした。  
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January 04, 2011

寒い夜にはスパイシー・スープ・ヌードル

寒い夜にはスパイシー・スープ・ヌードル ここのところLA界隈は比較的寒く、天気予報を見ているとほぼ東京と同じような気温です。最高気温が10度前後、最低が2度前後…。夕食はいつものチャイニーズ・レストランへ行ったので、一番温まりそうなスパイシー・スープ・ヌードルをベジタリアン用に…と言って注文しました。
 出てきた麺のスープは、本当に辛そうな色。けれど、実際飲んでみるとそれほどスパイシーではありませんでした。麺はラーメンよりもうどんに近く、少し辛めの味噌うどんといったところ…。炒った唐辛子がそのままスープに4・5本入っていましたが、青菜、人参、玉ねぎなど野菜も盛り沢山だったので、思ったよりも優しい味です。
 こっくりとしたスープを7割くらい飲み干したら、体もぽかぽか。寒い夜には最適です。全く同じものは作れそうにありませんが、辛味噌うどんなら何とかなりそうなので、今度試してみたいと思っています。  
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January 03, 2011

レスニック・パビリオンへ…

レスニック・パビリオンへ… ロサンゼルス郡立美術館に9月に新しくできたリンダ&スチュアート・レスニック展示館を見に出かけました。とても広い建物で、企画展に合わせて、レイアウトを自由に変えられるようにできているようです。
 現在行っているのは3つの企画展。メキシコのオルメカ文明の巨大な石像の展示、アイ・フォー・ザ・センシュアルと題したヨーロッパの絵画や建築の展示、そして1700~1900年代のヨーロッパの服飾の展示です。
 オルメカ文明の石像はだだっ広く太陽光が入ってくる空間に配置されていて、開放感とスケール感がありました。他の2つの展示は、部屋を仕切って壁紙や照明を駆使し、それぞれの作品に見合った雰囲気を演出していました。企画展の内容に合わせてかなり違った演出がされそうなので、できることならば展示が変わるたびに何度か足を運んでみたいところです。
 どの展示室でもフラッシュを焚かなければ写真を撮ることができるのも嬉しい点。大きなカメラを持った人もいましたが、携帯でメモの用に撮影している人も多かったです。  
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January 02, 2011

ヨーロピアン・アジアン・フュージョン

ヨーロピアン・アジアン・フュージョン 日本人街となっているウエストLAのソーテル地区。夕食を食べる場所を探していたら、ヨーロピアン・アジアン・フュージョン Orrisという文字が目に入ってきました。そばにオーガニックとかナチュラルと書いてあったので、多分ベジタリアンも食べるものがあるだろう…と入ってみました。
中はアメリカ人の団体と韓国人のお客さんが食事をしていて、あまり日本人の姿は見えませんでしたが…シェフもウエイトレスさんも日本人。ビーガン用のお皿もあったので、早速オーダーします。
 「今日のビーガン・スープ」はレンティル豆とたっぷりの野菜が細かく刻まれて入っていてとても美味。煮込み過ぎていないので、野菜の食感が生きています。お豆腐に炒め野菜がかかっているお皿も玄米によく合っておいしかったです。ただ、アメリカ人の口に合うように作られているのか、私には若干甘め。(…実は甘いおかずっていうのがやや苦手なのです。)
 有機野菜を使ったビーガンにも対応しているお店…もう少し早く知っていたら、何度か来ただろうなぁ…と思ったのでした。  
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January 01, 2011

ワインを購入

ワインを購入 日本と違ってそれほど実感が湧かないLAの大晦日、それでもトータル・ワインはいつもより多くのお客さんがつめかけていました。アメリカではカウント・ダウンのパーティも結構あるそうなので、乾杯用のワインやシャンペンを買いに来ているのかも知れません。
 私たちもお土産用のワインを物色。あまりにも沢山並んでいるので、どのワインにしたら良いか迷ってしまうのですが、一般的な評価の高いワインにはポイントが記入されています。他にもバイヤーのチョイスと記入されていたり、ここの定員さんのオススメが写真入りで紹介されていたり…。さらに価格の割に価値がある…というワインには、ぶどうの種類別に1~3位まで札が付けられています。
 しかも売り場でウロウロしていると、「カベルネを買うの?僕のオススメはこれだよ!」という感じで店員さんが気軽に声をかけてくれるのです。(そのワインは早速カゴに入れました)そんな情報を元に、あまり高くないカリフォルニア・ワインを数本購入しました。
 そのうち何本かは、2月26日のギャラリーの最終日に行うレセプションで開ける予定なので…テイスティング希望の方は遊びに来て下さいね。高いワインはありませんから…あまり期待し過ぎないで、お気軽に。  
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December 31, 2010

アフター・クリスマス・セール

アフター・クリスマス・セール 日本では大晦日から三が日が終わるまでは、国民的行事が続く…という感じの年末年始。アメリカではクリスマスと違って、カウントダウンこそするものの、これといって祝祭気分に浸るような感じがありません。
 日本へのお土産を買おうと思ってショップに行くと…お店ではアフター・クリスマス・セールの真っ最中でした。とにかく在庫を売り尽くしてしまおうとやっきになっているので、クリスマス関連品が安いのです。ターゲットでは75%引きという破格のセールをしていました。
 …しかし…この乱雑に乱された棚。カートの中に入ったものは掘り返されて、様々なものがごったになっています。それでも結構人は集まっていて、必要そうなものを物色中…。
 この棚で商品を見ていたおじさんは、最後レジのところで一緒になりました。カゴの中をさりげなく見てみたら、クリスマス・グッズを山のように買っています。…もしかして…来年の分?
 確かに1/4の価格で買えるので、1年前に買っておく価値はあるかも知れません。  
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December 30, 2010

写真をDVDに焼き付ける

写真をDVDに焼き付ける 引越しの前にバックアップを…と思い、デジカメで撮影した写真をDVDに焼き付けました。2008年から3年間で、なんと25枚。(一挙に焼き付けた訳ではありません。以前の分はこまめにバックアップしていたので…。)
 2001年~4年で1枚、2005年と6年がそれぞれ1枚づつ、2007年が2枚…という数からすると、ここ数年は1年に10枚近く、それも年々増えている訳です。ブログを書き始めるまではあまり写真を撮るのは好きではありませんでした。風景を眺めていても意識が中断されるようで…。しかしこまめに写真を撮って後から振り返ってみると、様々な事を思い出すことができて、確かに記録としてはとても有効な気がします。
 もっとも私の撮る写真は記録用であってアート的なものではないので、手ぶれが起きたり、全体を撮ろうとするあまり面白みのない写真になったり…。しかも必要のないところでシャッターを押すので無駄なシーンが多いのです。
 それでもフィルムと違って現像する必要もなく、トリミングや色調整がすぐにできるデジタル写真は、やはり便利。デジカメでなかったら写真を撮ることはほとんどなかっただろうと今でも思っています。  
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December 29, 2010

ウィズダム・オブ・アヴァロン・オラクル・カード

ウィズダム・オブ・アヴァロン・オラクル・カード イギリスのアーサー王の伝説を元に作られたカードで、アヴァロンというのは伝説の地名です。アーサー王の円卓の騎士の話はとても有名なので、ご存知の方も多いと思います。ちょっと絵が劇画調な感じもしたのですが、この神秘的な感じに惹かれて買いました。
 伝説の登場人物のキャラクター設定が変化に富んでいて、竜や鹿などの動物、聖杯や剣、そして他にも愛や寛容などの抽象的な意味合いのカードがあります。占いはしなくてもこの暗示的な命題が面白いのだと思います。
 …ところでアヴァロンという地名に何となく親しみが持てるなぁ…と以前から不思議に思っていたのですが、アヴァローキテーシュヴァラ(観音菩薩の梵名)という音に近いからなのだという事に気づきました。意外に興味を惹かれるのは、こんなささいなところからなのかも知れません。
The Wisdom of Avalon Oracle Cards  
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December 28, 2010

アフター・クリスマス

アフター・クリスマス クリスマスが終わって、何となくけだるい雰囲気が漂っている街中…。考えてみれば私も引越しまであと2週間。年賀状を何とか書き終えたので、不要なものを処分したり、必要なところに様々なものを送ったり…。荷物の梱包は引越し屋さんにお願いできるのですが、その前にいらないものは捨てておかなくてはなりません。
 …が何事にも中途半端な時期。食物も全て捨ててしまったら2週間の困るし…新しいものを買うのも残りそう…。おみやげもボチボチ買ったりしているけれど、食品関係はもう少しあとになってからの方が良さそうだし…。
 などどやっているうちに家の中は大混乱。いたるところに中途半端になった片付け物が放置されています。たった3年住んだだけでこのありさま。しかも日本の家にはたっぷりと物がつまっているのです。はぁあ…まだまだ先が思いやられることでした。  
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December 26, 2010

チョコレートと価格

チョコレートと価格 パサデナで夕食を食べた帰りに、通り沿いに見つけたチョコレート屋さんで4種類のチョコを買ってきました。1つぶ約1ドル20セントほど…。ちょっと甘めではありますが、リッチな感じでなかなかおいしいチョコレートでした。
 日本と同じようにアメリカでも、スーパーに売っている板チョコから1つぶづつ購入する高級チョコまで様々な種類のものがあります。生クリームの入ったもの、リキュールが効いたもの、ドライフルーツ、ナッツやミントを使ったもの…。全体的に、日本のものよりもコッテリとして甘めのものが多いようです。多分、甘いと感じる基準がすでにもう違うのでしょう。
 それでも感心するのは、だいたい価格と比例した味をしている…という事です。安いチョコレートは安いなりの、高いチョコレートはそれなりのグレードの…。価格の上下の差はとても激しいのですが、たいがいその値段に見合ったレベルを維持しているのです。
安くても比較的クォリティの高いチョコを食べ慣れている日本人は、それなりの値段のものを買った方が失望しないで済むかも知れませんね。  
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December 25, 2010

イブの仕事

イブの仕事 今日はクリスマス・イブ…と言っても、何か特別なイベントがある訳ではありません。朝から引越し時に処分する予定の家具の写真撮影。様々なものを脇にどけて撮影するので、意外に手間がかかります。
 一通り写真を撮ったら今度は色修正をしてHP作成。一般に売りさばくのならば当然それなりの掲示板を使うという方法が有効なのですが、このあたりにはあまり日本人も住んでいないし、ほんの5ドルや10ドルで遠くまで受け渡しにゆくのも…という気がして、まずは周囲に聞いてみて…必要だったら範囲を広げてゆこう…ということになりました。
 それならばHPを作ってしまう方が良いかも知れない…という事で、早速作業に取りかかります。写真を配置してインフォメーションを入れて、手直しして…とやっていたら、最後は夜になってしまいました。
 それでもE-mailを出したら、早速靴棚が売れたので、Sold Outと書き込み。日本に帰るまでには、まだまだ色々な仕事がありそうです。
 Moving Sale  
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December 24, 2010

クリスマス・ショッピング、最終戦

クリスマス・ショッピング、最終戦 今日は23日。平日ですが、アウトレットのショッピング・センターはものすごく混んでいました。クリスマスに子供たちはいくつもプレゼントをもらうし、いつもは離れている家族が集まってお互いにプレゼントを交換するので、一家の買い物の量はものすごいのです。お店では3割~4割はこの1ヶ月間で売り上げるそうです。
 駐車場は混雑するし、モール内では人とぶつかりそうになるし、レジの列は長いし…できる事ならば出かけたくないこの時期。それでも大掛かりなセールをしていてとても安いのと、そろそろ引越準備をするため今のうちにお土産をゲットする必要があるのとで、我が家も参戦。…買い物の方はあまり成果は上がりませんでしたが、クリスマスの装飾やショッピング・センターの様子を見るのはなかなか楽しかったです。
 …しかし毎年この時期になると、やはりアメリカはかなり強力な消費社会だなぁ…とつくづく思います。欲望を刺激するような魅力的な商品はたくさんあって、それが必ずしも必要なものとは思えないのです。それでも親しい人たちの間でコミュニケーション・ツールともなるプレゼント。24日の夕方ギリギリまでは、それぞれに必死の買い物が続くようです。  
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December 23, 2010

Skypeの代わりにGoogleで…

Skypeの代わりにGoogleで… 今日の英語のレッスンをSkypeでする予定だったのですが、開始5分前に先生から電話が入りました。Skypeが稼働していないのでGoogleを利用しようと…。すぐにソフトをインストールしてスタンバイ。混んでいるせいか、何度か通信が落ちてしまいましたが、その度に繋ぎ直して1時間のレッスンを終えることができました。
 どんな具合になっているかtwitterで検索してみると…Skypeが使えないというつぶやきが様々な言語でツイートされています。英語、日本語、スペイン語、中国語…他にもよくわからない言語もありました。1分と立たないうちに20~100の更新があって、世界中からここに繋がっていることを実感しました。
 ラスベガスのホテルから高いお金を払っているのに…とか、もうSkypeやめる…とか、記事へのリンクとか…。シンプルな話題でユーザーが多いだけにつぶやきも様々。つい数年前まではなかったサービスなのに…。
 とても便利で私も家族間で愛用しているものの、便利な技術はそれだけ依存度が高くなるなぁ…とその恐ろしさも改めて感じたのでした。  
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December 22, 2010

りっぱな芽キャベツ

りっぱな芽キャベツ Mozzaで食べた芽キャベツの前菜がとてもおいしかったので、時々スーパーで買うようになりました。考えてみれば、日本ではあまり買った事がなかったような気がします。時々売っていたかしら…?
 近くのスーパーでも茎についたものが売っていましたが、ファーマーズ・マーケットで見た芽キャベツはとてもりっぱでした。新鮮で青々としていて…しかもたくさん茎に付いています。…この迫力!思わず買って帰りたくなったのですが、この日は家に直帰しなかったので、諦めました。
 レストランで頂いたのがおいしかったので、芽キャベツは丸ごと調理しています。小さめのお鍋に芽キャベツを入れ、ガーリックをとオリーブ・オイルと塩を少し。蓋をしめて10分くらいかけてゆっくり火を通します。中の方までトロリとして美味。
 置いておくと色が悪くなってしまうので食べきる必要がありますが、おいしいので結構な量を食べてしまいます。日本でも新鮮なものが手にはいるといいなぁ…と思っいつつ…。  
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December 21, 2010

美しい絵本「The Flight of the Mermaid」

美しい絵本「The Flight of the Mermaid」 ハマー美術館のミュージアム・ショップで見つけた絵本。表紙がかなり厚い紙でできているのに、魚の形にくり抜かれていたのでまずびっくり。中の紙もカラー印刷用の紙とグレーの一色刷りの紙を交互に使い、左右の頁の違った色味を効果的に利用する…というとても凝った作りになっています。
 中の絵を見て、一目でインドの絵本だとわかりました。昔何度か観たミティーラの民族画の雰囲気が良く出ていたからです。絵本のストーリーは人魚姫とほぼ同じような展開なのですが、最後だけちょっと違います。
 …しかしこの神秘的な感じのする絵によって、今までの「人魚姫」と全く違った雰囲気に仕上がっているのです。それぞれの場面を思い浮かべられるように描く情景画と違って、心象風景や世界観のようなものを優先させて描いているこの挿絵、直接心に響いてくる感じ。こういう絵の描き方は、とても魅力的だと思います。
 今は日本でも手に入るのが嬉しいですね。「The Flight of the Mermaid」  
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