December 03, 2017

素材と作品の力と…

素材と作品の力と… 打ち合わせに出かけた帰りにJINEN GALLERYへ。facebookで見た作品の写真が面白かったのですが、いまひとつどんな作品だかわからなかったので気になったのです。開催されていたのは「徳増洋乃展」と「半澤友美展 - see -」。
 「徳増洋乃展」は羊毛と真綿を使って作られたテキスタイルの作品。厚みのある羊毛の質感とキラキラした絹の光沢が独特の雰囲気を作り上げていました。「半澤友美展 - see -」は和紙を自身で漉いて糸を使って立体的に造形した作品で、紙とは思えない不思議な造形です。どちらもその素材の力を十分に利用して作り上げた独特の作品で、実物を見なくてはわからない存在感がありました。
 素敵な作品を楽しみ、素材と作品力について考えた日曜日の午後でした。
   

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November 19, 2017

“Japanony”展へ

“Japanony”展へ 杉並区の遊工房で開催されている”Japanony”展へ。遊工房は海外からアーティストを招聘し、アートinレジデンスを行っているギャラリーです。”Japanony”展はブリスベン在住の中村 Mather 美香さんが制作した作品を展示。母国から離れて住む中村さんが「家」の記憶や「家」とは何かという概念を研究して作品として表現しています。
 竹をくり抜いてその向こうに見える文字。そこには記憶の中にある風景に関連する言葉が書かれていました。ブリスベンで行った時は英語で書かれていたとのこと。この作品展に展示されているのは壮大な作品の一部なのです。木の素材に思い出の風景を焼き付けたものや写真を使った展示もあって、見ごたえがありました。
 同時に近くの善福寺公園で行われているトロールの森2017というアートフェスティバルにも中村さんの作品が展示されていて、そちらも見て来ました。今日はお天気も良く、屋外のアートを見るのに最適な日。風に揺れる絵馬と鈴の音はちょっと幻想的でした。多くの方が「家」について綴った言葉も興味深かったです。
 懐かしい再会と、力ある作品に心打たれた日曜日でした。  
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November 05, 2017

青枢展の講評会へ

青枢展の講評会へ 今日の午後から、現在私が出展させて頂いている青枢展の講評会がありました。たくさんの方がっみえて、熱心に作家の説明と評論家の先生の好評を伺っています。絵だけを観てもそれなりに感じるものはあるのですが、作家自身の作品に対する思いや、評論家の視点などを伺うと、絵の見方がもうひとつ広がってゆく感じがありました。
 アクリルや油絵、ミクストメディア作品といっしょに壁に展示されると、改めて剪画の特質が浮き上がってきます。剪画で表現できること、紙から受ける実感…。紙を通してどんな風に思いを伝えるか…内側から考えるだけではなく、外側からも意識できます。
 剪画の表現について改めて考えた午後でした。
   
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November 03, 2017

川原の石でカエルを作る

石でカエルを作る 三朝の三徳川のほとりでワークショップの手伝いをしました。
 参加者の方に、川原で拾ってきたゴツゴツした石の中から好きな形を選んでもらいます。紙粘土を丸めて目を作成し、接着剤で石にとりつけると、カエルらしくなってきました。さらにお腹を白く塗り、口の線を真一文字に引いて、カエルの背中に柄を描いてもらいます。最後に目玉を入れて完成!
 小さな子供たちから大人までが、集中してカエル作り。石の肌を活かした素朴で可愛らしいカエルがたくさん並びました。カエルは材料費を払ってお持ち帰りもできるのですが、残していって下さる方のものは、三朝のお店や宿に寄贈。マスコットとして三朝を訪れるお客様をお迎えしてもらうそうです。一人でカエルいくつも制作した方もいらっしゃいました。
 私も3つ作って置いてきました。またいつか三朝を訪れる時、どこかで会えるといいなぁ…と思ったりもしています。カエルのワークショップは今月の19日も開催するそうです。お近くの方は是非三朝でカエルを作ってみて下さい。  
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November 01, 2017

青枢展での剪画展示

青枢展での剪画展示 上野の都美術館へ…。現在行われている青枢展に1点出展しているのです。
 90×90cmのパネル4枚は剪画作品としてはかなり大きめ。自然な風合いの和紙を使いたかったのですが、1枚でパネルを覆うことができず、2枚の和紙を継いで貼りました。ギリギリまで大きくした下絵を切り抜き、重ねてパネルに貼り込んでいきます。が、それでも大きな作品が揃う公募展では作品はそう大きく見えません。
 剪画のスッキリとした切り口は、ともするとそっけないほどにさっぱりと見えてしまうことも…。剪画の作品だけを並べているところで展示したのだけではわからない剪画作品の特質。ゆっくりと他の作品を見て廻り、改めて感じるものがありました。
 大きな作品は作る時も、作った後も場所を取って大変ではありますが…剪画作品をまた別の目で見るために、やはり時折は作るべきだ…と改めて感じたのでした。

現代絵画公募展 第44回青枢展
東京都美術館・2F4展示室 入場無料
2017年11月1日〜8日 (6日は休館日・8日は14:30まで)  
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July 21, 2017

楽しい手拭染体験

楽しい手拭染体験 以前から参加したかった手拭体験ショートコースに妹と姪っ子と参加。初めに映像を見て全体の流れを学習、それからエプロンを付けて、長靴を履き、用意完了です。
 最初に型紙の上に糊を置く作業。実際の動きをインストラクターの方に見せてもらった後、同じようにへらを一定の力と速度で並行に動かしてみます。手拭いの長さまで動かしたら布を折りたたみ、次の人へ…。見た目より難しい作業でした。
 2色の色を使用するため、糊で堤防を作った後、染料を注ぎ込みます。下から吸引することによって染料はしっかりと生地の中に浸透していくとのこと。4人の参加者が交代で作業し、手ぬぐいを染めていきました。
 最後に水洗いし、糊と余分な染料を落として完成です。手ぬぐいの長さに切り分けて自分で糊を載せた部分をいただきました。今回染めたのは花火と金魚が描かれている柄です。
 工夫された行程を順に追って仕上げてゆく手拭染体験はとても面白かったです。スタッフの方々も丁寧に対応して下さって、とても楽しい時間を過ごしました。  
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July 20, 2017

駄画子館2017展へ

駄画子館2017展へ 剪画作家の南舘さんが出展されている作品展「駄画子館2017」へ行ってきました。会場はギンザシックスのすぐ近くにあるギャラリー向日葵です。
 15名の作家さんたちがイラスト、剪画、アクセサリー、写真など様々な作品を展示しています。南舘さんの剪画はご主人のコンピューター・グラフィックスや、お嬢さんのイラストと共に展示されていました。今年は平面の作品ではなく、モビール、扇、布を使った半立体の作品…とバライティに富んだ作品が中心。見ているだけで楽しかったです。
 作品展は30回記念ということで、くじ形式のバッチプレゼントもありました。作家さんたちの作品が載っている小さなものです。おしゃれで可愛らしい作品が揃う駄画子館展、末永く続けて頂きたいですね。  
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May 28, 2017

「日本の夏じたく」へ

「日本の夏じたく」へ 三渓園で開催されている「日本の夏じたく」へ。広大な庭園の中にある鶴翔閣の中に様々な工芸品が並んでいます。ガラス工芸、日本刺繍、染色、木工芸、漆…。そして徳島の拝宮和紙工房の和紙の中村氏のブースも並んでいました。
 徳島に移住した友人から拝宮和紙で作品を作ってみないか…というお誘いを受けました。早速紙を何枚か送って頂いたのですが、できるだけ多くの和紙を見てみたかったのです。ブースには様々なものが並んでいました。オブジェ、便箋、漆や柿渋を塗ったもの…。かなり個性亭な表情を持っています。
 秋に大きな作品を制作する予定だったので、とりあえず大きな和紙を購入してきました。実際には和紙のイメージを頭に入れてから作品に仕上がるまでは時間がかかることが多いので、いつ作品になるかはわかりませんが…。新しい和紙との出会いはいつもワクワクします。 
   
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May 19, 2017

「第26回 葛飾の美術家展」始まる

「第26回 葛飾の美術家展」始まる 朝9時にかつしかシンフォニーヒルズのギャラリーで飾りつけを始まりました。搬入日である今日はほとんどの作家さんたちが集合。作品を確認し、配置し、きっちりと展示してタイトル札を絵の側に貼り付けます。大きな絵から小さな絵、彫刻、彫金、陶磁器、染色、そして刀剣まで…。様々な作品約50点が並びました。
 今回の作品展では、「かつしか若手アートコンペティション 」入賞作品3点も招待作品として展示され、展示に活力を吹き込んでいます。
 作品展の始まりは13時からでしたが、私は剪画アート&スペースの展示があるので、昼前に帰ってきました。作品展は28日まで開催されています。お近くにお越しの節は是非お立ち寄り下さいませ。私は22日の月曜日に会場におります。

会期:2017年5月19日(金)〜5月28日(日)
時間:10時〜18時(初日13時より・最終日17時まで)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ 本館2F 「ギャラリー」  
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May 12, 2017

MONAの不思議な空間

eMONAの不思議な空間 タスマニアの都市ホバートから車で少し行ったところにタスマニアの大富豪デビッド ウォルシュ氏が作ったミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート(MONA)という美術館があります。この美術館はとても魅力的でした。
 館内に入ってチケットを購入するとまず地下3階まで降ります。そこでiPodを借り、簡単な説明を受けて、そのまま進みました。この美術館にはタイトル札や説明はなく、iPodのボタンを押すと近くの作品写真が出てきて、作品を選ぶと概要や詳しい説明が出てくるようになっているのです。(作品によっては作者のインタビューなどの音声データも…。)
 作品は性的なものと死に関する現代アートが多かったようですが、中にはアフリカのマスクやエジプトの棺など古いものも同等に並べられています。また、館内が暗く、展示もその中に浮かび上がるような感じ。とても不思議な空間で、視覚や聴覚をフルに楽しませてくれる作品がたくさんありました。
 一通り見ることはできましたが、できることならば何度か行ってじっくりと楽しみたい美術館。地元に住む人は入場無料なので、この美術館のために近くに住みたい気もしたのでした。
   
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May 01, 2017

ビクトリア国立美術館へ

ビクトリア国立美術館へ オーストラリアで最も入場者が多いビクトリア国立美術館へ行きました。特別展示でゴッホをやっていたので見たかったのですが、混雑していたので常設展に向かいます。
 写真が多く展示されていた現代芸術のセクション、ら16世紀〜20世紀のヨーロッパを中心とした絵画や家具の展示、そして南アジアから中国、日本の美術とかなり幅広いコレクションを見ることができまます。
 とても広い美術館ですが、収蔵物がギッシリと並べられている訳ではありません。むしろゆったりとスペースをとって余裕を持って見られるように配置されています。そんなところがミッシリと詰まった感じの日本の美術館とは違う感じがしました。
 たくさんの小学生や中学生が来ていたのも印象的。市民の憩いの場にも、教育の場にもなっている美術館はとても心地よい場所でした。  
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March 27, 2017

紙のカッティングによるアート

紙のカッティングによるアート ニコラ・モスさんが3週間の間日本に滞在して制作した作品をオープンアトリエで1週間展示されていました。昨日までの展示には伺えなかったのですが、今日の朝、展示を撤去する前にお伺いしてきました。
 オーストラリアから来たニコラさんは緑と生態系、そして人々との繋がりをテーマとし世界中で作品を制作しています。今回は遊工房アートスペースに滞在し、周囲の公園や街を歩き回って様々な緑を作品に写し取っていました。
 公園の樹木をフロッタージュして背景としたもの、樹木の形を切り抜いたもの、杉並区の街並み、開き始めた花々…。そうしたものをひとつひとつ紙を使って表現し、壁面に構成してあります。額の中に収まった剪画とはまた違った迫力がありました。
 お忙しい中時間を割いて作品を説明して下さったニコラさん、本当にありがとうございました。近い将来どこかでまた作品を拝見したいと願っています。  
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March 18, 2017

草間彌生展「わが永遠の魂」を見る

草間彌生展「わが永遠の魂」を見る 国立新美術館で開催されている草間彌生展「わが永遠の魂」へ。人気の作品展ですが、閉館の1時間前に入ったので並ぶ必要はありませんでした。グッズ売り場のレジの長い列を横目で見ながら展示室へ…。
 大きな空間に日本で初公開の「わが永遠の魂」約130点が並んでいます。ぎっしりと壁を埋め尽くした正方形の大作たち。そのカラフルな色合いと形のバリエーションに圧倒されました。そして中央に設置されている力強い花々のオブジェ。部屋全体がものすごいインパクトのあるビジュアルです。この部屋だけはスマホでの撮影がOKだったので、多くの人がシャッターを切っていました。
 他にも草間彌生の今までの作品を商会するコーナーがありました。時間があったらゆっくり見たいところでしたが…このあたりはさっと通り過ぎてまた大部屋に戻ります。
 たった1時間の間でしたが、圧倒的な刺激を受けた作品展でした。  
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March 13, 2017

「踊る手、踊るハサミ」展へ

「踊る手、踊るハサミ」展へ 因州和紙を使った貼り絵が展示されている「踊る手、踊るハサミ」展を観て来ました。作家のチャンキー松本さんは、因州和紙を使った貼り絵の他に、ハサミで切り抜いた似顔絵も制作されています。
 貼り絵の方は風景画が中心。色ぼかしの因州和紙を使って描かれた山々や海は、ふんわりとした色合いがとても素敵。また、月に浮かぶ大山寺を描いた大作はとても幻想的でした。和紙を使って描く絵画…といった感じです。
 ハサミを使って白い紙を切り抜いた似顔絵は壁面いっぱいに飾られていました。こちらの方は著名人の顔の特徴を捉えていて、見ているだけで楽しかったです。
 紙で描く…ということの可能性を感じた作品展でした。

「踊る手、踊るハサミ」 於:aptp
  
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March 04, 2017

因州和紙の色々

因州和紙の色々 co-tori というイベントのご案内を頂きました。鳥取の食材を使ったレストランをめぐるco-tori BALや、鳥取の和紙を使った作品の展示、鳥取の工芸を集めたクラフト展などが開催されるとのこと。私が今日訪れたのは、和紙の作品を展示したギャラリーです。和紙イヤリング、和紙にプリントした写真、和紙を使ったコスチュームが展示されていました。
 和紙イヤリングは鳥取で何度かお目にかかっているモロヨシさんによる制作。カラフルな和紙で女らしい形が素敵です。和紙にプリントされた写真も独特の雰囲気がありました。そして試着させて頂いたのが和紙のコスチューム。大きな袋を頭からかぶるような形のものでした。
 紙の表面には豆腐ちくわや長ネギなど鳥取の食材が描かれていてユニーク。ちょっとゴワゴワしていますが、軽くて暖かいこの衣装、思ったよりずっと着心地が良かったです。金町あたりで着たらちょっと変ですが、代官山ならあり?
 和紙の可能性を楽しませて頂いた展示でした。  
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February 26, 2017

素敵なお礼状

素敵なお礼状 ハーナウのホーエ・ランデ・シューレ校で初日にワークショップをした時、とても熱心な女性が参加して下さいました。和紙を切り抜いて制作するのがとても楽しかった…と嬉しそうに話してくれました。その方はカリグラフィーをお仕事としているそうです。
 彼女は最終日のワークショップを始める時にもう一度会場を訪れて、お礼状を下さいました。黒いしっかりとした紙を折り、フォルダーにしてちゃんと蝋で封がしてあります。開くと中にはお礼のことばが書かれていました。Domo arigatougozaimasuとDanke…とても美しい書体。添えられているイラストは、薄い紙を切り抜いた切り絵で、優しい色合いです。
 紙は彼女自身が作ったものだということ。ドイツにも紙漉きができる場所があるのかとうかがいたかったのですが、ワークショップが始まりゆっくりとお話できませんでした。
 心のこもった素敵なお礼状、ハーナウを訪れたメンバーは一人一枚ずつ頂き、とても良い記念になりました。  
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February 24, 2017

どこでも買える…

どこでも買える… シュテーデル美術館のミュージアムショップで、マリメッコのデザインのポストカードを見つけました。100枚がひとつの箱に入っています。とても欲しかったのですが、フランクフルトから帰る時の荷物はとても重く、多分持てないな…と思って断念しました。
 帰ってからその中に入っていると思われる柄が見たくなり、思いついてAmazonで検索。すぐに見覚えのある箱を発見しました。価格もミュージアムショップで見たものとほぼ同じ…円とユーロのレートによっては、少し安いかも知れません。
 取り寄せて箱を空けてみると…様々な色の洪水。同じデザインが2枚ずつ、50種類のデザインが入っています。シンプルなデザインのひとつひとつが洗練されていて素敵。それにしても世界中で同じ値段で購入できるなんて…ちょっと不思議な気もするのでした。
   
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February 20, 2017

シュテーデル美術館を見学

シュテーデル美術館を見学 今日は日曜日なので、お店はみんなお休み。そのためフランクフルトでは一番有名なシュテーデル美術館へ向かいました。残念ながらフェルメールの「地理学者」はどこかに貸し出されているようで見ることはできませんでしたが、ボッティチェルリやゲーテの肖像画、中世の宗教絵画、近代絵画から現代美術まで数多くの絵画を鑑賞しました。
 この美術館はメトロポリタンやルーブルほどは大きくはありません。それでも美術館を一通り廻ると、かなりの距離を歩くことになります。休日で沢山の人が美術館を訪れていましたが、地元の方は特別展を中心に鑑賞していたようで、中世絵画はゆったりと見ることができました。
 絵画鑑賞の後、フランクフルトの空港に向かいました。そして今、空港からアップしています。あと十数時間で羽田に到着です。本当に充実した一週間でした。  
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February 04, 2017

和紙を折って染める

和紙を折って染める とっとり・おかやま新橋館の2階で開催されているイベント「天然生活」×鳥取県〜因州和紙へ。会場には青谷の和紙の説明パネルや、様々な和紙が展示されています。一部では和紙製品の販売も…。
 会場の片隅では和紙を折って染料に浸すワークショップを開催。参加者は和紙を畳んで片隅を好きな色に浸します。浸した染料を絞り、和紙を広げると華やかな模様が広がりました。それをアイロンで乾かせば完成です。大人から小さな子供まで、とても楽しそうに和紙を染めていました。
 また、和紙の原料である楮の黒革を取り除く「かごなで」を職人さんが実演。その鮮やかな手つきに見とれつつ、和紙の原料を作る行程のお話も伺えてとても勉強になりました。販売されていた和紙も何枚か購入し、充実した数時間を過ごしたのでした。
   
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January 07, 2017

「マリメッコ展」と「ファブリックの女王」

「マリメッコ展」と「ファブリックの女王」 Bunkamuraで開催されているマリメッコ展へ。シンプルで大きなテキスタイルの柄が壁一面に掛けられ、マリメッコの創始者や、デザイナーたちの説明パネルが並んでいます。マリメッコというとピンクの花柄しか思い浮かばなかったのですが、特徴あるストライプがとても印象的でした。
 時代に流されない基本的な柄、シンプルで自由に動ける服…。それらのデザインは今でも通用するくらい斬新で美しかったです。いつも小さな柄を制作している私達にとって、手で描いた模様を大きく拡大して制作するテキスタイルの柄は、それだけでインパクトがあります。
 展示を見た後はマリメッコの創始者アルミ・ラティアを描いた映画を鑑賞。単なるテキスタイルデザインやファッションだけでなく、ライフスタイルを創作しよう…という姿勢には感銘を受けました。女性たちが集まって会話をしながら仕事を進めてゆく様子も面白かったです。
 ライフスタイルと女性とデザインと…様々なことに思いを巡らすきっかけとなった展示と映画でした。  
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December 20, 2016

手書きのイラストのトートバッグ

手書きのイラストのトートバッグ 先週イラストレーターのCASACOさんの個展に行きました。北千住の懐かしい感じのアパートの1室で行われて作品展は、とてもアットホームな感じで素敵。小さな部屋の壁にはかさこさんの描いたイラストや、Tシャツ、トートバッグなどが所狭しと飾ってあります。
 かさこさんとの話に寝中しすぎて、写真を撮るのを忘れてしまい、ご紹介できなかったのが残念。その時に水色の時に樹や鳥が描かれてる小さなトートバッグを購入しました。クリスマスにやってくる姪っ子のプレゼントにしようと思ったのです。
 手描きで描かれている鳥たちはキュート。花々が散っているのも綺麗です。そしてもう一方の側面には言葉が…。「HANAHA SAKUYO ! KIMI NI SAKU.」ローマ字で書かれているので難しい漢字が読めない姪っ子にも喜ばれそうです。
 そして中には可愛らしいかさこさんのイラストが描かれたポストカードまで入っていました。かさこ色満開のトートバッグ。プレゼントするのがとても楽しみです。
  
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December 14, 2016

星型のクリスマスリースを作る

星型のクリスマスリースを作る とっとり・おかやま新橋館では、Xmasワークショップを開催中。佐治のクラフト工房ローダンセ主催で、「木の実の鉢飾り」「星のクリスマスリース」「木のスプーン」を作ることができます。
 私は「星のクリスマスリースに挑戦。予め星型にできている木組みに札や松ぼっくり、ドライフラワーなどを取り付けてゆきます。ドライフラワーや木の実は地元の佐治で採れたもの。色合いがシックでそれだけでもとても綺麗です。
 20分ほど格闘して飾りつけ、最後に金のリボンを飾って完成。とても満足のゆく仕上りとなりました。このワークショップ、明日15日までやっていますので、興味のある方は是非挑戦してみて下さい。500円という格安で開催中です。木のスプーン作りも楽しそうでしたよ〜。

鳥取おかやま新橋館
   
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December 07, 2016

蚕と和紙と…

蚕と和紙と… 知人が持ち込んできたほうずきの袋のような網状の袋は、インドネシアの野生の蚕が作ったものです。絹を紡ぐ蚕と違って糸に紡げないので、現地では葉を食べる害虫とされているとのこと。この網の袋は金色にも見える光沢があって、とても綺麗。が、布に織り込むと薬品で色があせてしまうそうです。かわりに和紙に漉き込めないかという打診を受けました。
 そこでこの網状のものをハサミで細かく切り、佐治の方にお願いして試して頂いたのです。白い楮の和紙に漉き込まれたこの網は、金色に見えてとても綺麗。細かく切りすぎてしまうと紙の中に紛れてしまうので、大きめに切って網目が見えたほうが面白い模様になります。
 思ったもたくさんの紙に漉き込んで頂いたので、何か作品に生かせないかな…と考え中。変わった素材に出会うのはとても楽しいことですね。  
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November 20, 2016

30数年ぶりのみほとけ

30数年ぶりのみほとけ 東京国立博物館で開催されている「平安の秘仏」展へ。滋賀の櫟野寺のみほとけ像が展示されているのです。滋賀は京都や奈良から近いだけあって、古い仏像がたくさん。その中でも十一面観音像がとても多いことで有名です。学生時代美術史専攻だった私は、卒論のために滋賀県の十一面観音像を十数体見て廻ったことがありました。
 その頃から櫟野寺の十一面観音像は秘仏で、定められた時しか開帳していませんでした。が、往復はがきで問い合わせたところ、見せて頂けることに…。本堂の中で拝見した坐像は、背後にその歴史を背負って凛然と佇んでいました。十一面観音像をもとに剪画を制作したのはそれから少し後のことだったと思います。
 それがすでに30数年前のこと。今回は十一面観音像を中心に櫟野寺の仏像20体が公開されていました。実際の仏様は昔の印象よりもずっと立体の重みを感じさせ、とても迫力があります。でもその静かな佇まいは昔のままです。ある場所では、時はその流れを止めることがある…と感じた日でした。  
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October 28, 2016

インドのマーブルプリント

 インドのマーブルプリント 現在開催中の作品展は「マーブルプリントの世界」。剪画だけではなく、マーブルプリント自体に興味のある方もギャラリーを訪れて下さいます。が、大抵はすり流しのマーブル染めをイメージしてお越しになるのです。水を使ったものではなく、固形の版を使ったプリントの説明をすると、その方法にも興味を持って下さいます。
 今日お越しになった方は、インドの手漉きの紙に施されたマーブルプリントを持ってきて下さいました。厚めの紙に銀色と白、青の塗料でマーブル柄が入っています。銀色を使っているため、光の角度によって雰囲気が違って見えるのも素敵。日本のものやヨーロッパのものと違って精巧な技術は感じませんが、その自由さと大胆な美しさにうっとり。
 背景に使っても切り抜いて剪画にしても面白いものができそう…。やはりインドの意匠は好きだなぁ…と改めて思います。創作意欲を刺激してくれるインドのマーブルプリントでした。
   
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