February 27, 2024

今日の教室:お雛様

今日の教室:お雛様 ひな祭りが近いので飾れる時間は短いのですけれど…それでも今日の教室の生徒さんたちはお雛様に挑戦。剪画キット用の図案や、図案集から採った図案を使い、模様を描き入れたりぼんぼりを足したりして奮闘しました。
 通常、教室ではあまり千代紙のような模様が入った紙は使わないのですが、今回は特別。お雛様の衣装にはにはピッタリです。茶色をベースにしたお雛様はシックに、シンプルな形のお雛様は小さなぼんぼりと共に愛らしく、着物に模様を書き足して制作したお雛様はゴージャスに完成しました。
 それぞれのお雛様…。きっと今頃、もうお家に飾られていますね。  

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February 22, 2024

2月の教室:菜の花

2月の教室:菜の花 萩の花と同じように菜の花も1つ1つの花びらが小さいので、教室用の作品には向いていません。決められた時間の中で小さな花をたくさん切るのは、なかなか大変な作業。それでも菜の花は春らしい色合いなので、一度は作っておきたい作品です。
 なるべく花びらを大きめにして並べ、輪郭を緑か黄緑で切るようにしました。あとは数種類の黄色を使って彩色すれば、菜の花らしい雰囲気はできます。シンプルに花を1本描いた絵柄には少し動きを出すために蝶を飛ばしました。
 もう一方は一面の菜の花の野原にして遠くに山を配します。黄色の野原は、ちょっと前にムラ染めにした和紙がちょうど良い感じにはまりました。やはり明るい黄色は春を感じさせてくれますね。  
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February 10, 2024

切り紙と作品と

切り紙と作品と 今日教室にいらした生徒さんは、レースのような作品を作りたいとご希望でしたが、細かいカッティングはしたくない…とのこと。そこで、思いついたのは子供の頃にやっていた切り紙です。裏に糊シートを付けていない和紙の折り紙の中から好きな色を選んでもらいました。
 そして紙を折って、ハサミでカッティング。あまり折り重ねすぎると紙を切るときに力が必要となるので、8つに折りました。広げた後、スプレー糊で銀色の色紙に接着したら素敵な作品が完成。色の組み合わせがとてもおしゃれです。はみ出た部分は切り落として和紙ハガキの上に接着しました。こちらもなかなか良い感じ。生徒さんは、早速お友達への便りに使うとおっしゃっていました。
 ハサミを使った切り紙で制作した春らしい作品たち。制作を見ているだけでも楽しかったです。  
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January 17, 2024

1月の教室:シロクマ

1月の教室:シロクマ ちょっと寒い1月の教室では、シロクマを制作。ひとつは一匹のシロクマが立っているところで、もう一方はシロクマの親子が歩いているところです。どちらも雪の結晶をあしらっていて、最初に下絵として描いたものは、1枚の紙から切り出していました。
 が、雪の結晶は切るのに時間がかかるため、教室時間に終わらないことも…。そのため、白くまと雪の結晶を分けて下絵を作りました。たくさんの結晶を切りたくない人は、加減して絵を構成することができます。雪の結晶の色をピンクや水色に替えて作った人も…。もう一方の絵も同じように雪の結晶を別にしたバージョンがあります。
 今日の教室では皆さん、無事に完成させました。やはり寒いうちに飾りたいですし…ね。  
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January 14, 2024

カレンダーと見本と額装と

カレンダーと見本と額装と 年末にご紹介した教室の生徒さんたちの野菜カレンダー、もちろん完成させたものは生徒さんたちの手元にあります。が、もう1枚複製を作って、次にカレンダーを作る人たちの参考になるように、ラミネートして保存。実は、私の手元にはここ10年分くらいのサンプルがあるのです。
 見本を制作後、明日の教室でオリジナルを返却すべく準備していましたが、ふと額装してみたくなりました。ちょうど手元に昔買った小さな額があったので、試しに入れてみます。カレンダーとはまた違った趣で、キッチンなど小さなスペースにピッタリ。季節ごとに絵を替えて楽しむのもいいですね。  
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January 05, 2024

紙の整理とカット

紙の整理とカット 引き出しに入っている和紙がごちゃごちゃになっていたので整理。一度全部を机の上に広げて、大きさ別、色別に揃えていきます。テーブルの上が全部使える時でなくてはできない作業なのです。
 整理ついでに教室に使う紙をカットもしました。教室では色紙用かA4用の作品を作ることが多いので、様々な色を必要なサイズに切って持っていきます。(色数は多いほど、良いのですけれど…それでも必要な時に限って欲しい色がない…というのはよくあることです。)
 ちょうど桜用の薄いピンクの色もできあがったので、これにも糊付けしました。春には桜の色が必要ですし…ね。来週からは剪画教室も始まります。  
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December 18, 2023

野菜カレンダーの制作

野菜カレンダーの制作 今日の柏のよみうりカルチャーの教室では野菜カレンダーを完成させました。このカレンダーはオリジナルの絵を描き始めた生徒さんに作ってもらうことが多いのですが、この教室では、初心者からすでギャラリーに出展している人までの幅があります。お孫さんに絵を描いてもらっての合作というものありました。
 野菜6点を描いたこのカレンダーには個性が出ていて、色の好みもわかります。シンプルなラインで仕上げても、細かいところまで描写してもそれぞれに味があって良い感じ。カレンダーに貼り付けたのはオリジナルではなく、スキャンしてプリントアウトしたものですが、鮮やかな色もちゃんと再現されているので、仕上がりがとても綺麗です。
 来年の日々を楽しく彩ってくれそうですね。  
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December 13, 2023

12月の教室:富士と松竹梅

12月の教室:富士と松竹梅 先月はクリスマスツリーを制作したので、今月はお正月飾りがテーマです。ベタではありますが、まだ富士山の絵を作っていないのを思い出し、松竹梅と組み合わせてお正月用の絵柄にしました。富士山を遠くに見ながら松竹梅を手前に配置。サンプルは新年らしく金色の色紙に貼りました。
 少し梅の花が小さすぎたので、思ったよりも教室の制作では時間がかかってしまいますが、生徒さんたちは、それぞれの色合いで仕上げてくれました。青い富士だけではなく、赤富士、金色の富士…それぞれにお正月を寿ぐのにふさわしい感じです。中には松竹梅のかわりに龍を貼る方も…。
 あまり実感が湧きませんが、もうすぐ今年も終わり、新しい年がやってきます。  
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November 27, 2023

11月の教室:クリスマスツリー

11月の教室:クリスマスツリー 11月の教室用の図案は日野さんに提供してもらいました。現在ギャラリーに出展中のクリスマスツリーの絵です。原画をもらったのですが、このまま作ろうとすると飾りの部分が細かすぎて、全部切るには何日もかかってしまいます。
 そこで小さく円を切り抜く部分をなくし、サンタクロースや雪の結晶など1つ1つのパーツを大きくして、ツリーに配置しました。そうすると切り抜く部分が随分少なくなります。それでも全体のクリスマスツリーの雰囲気は損なわれません。原画では飾りの色をシルバーで統一して背景に虹色を配していますが、教室では生徒さんそれぞれが好きな色で彩色。カラフルなツリーとなりました。
 このクラスでは重ね切りしてツリーを2本ずつ制作したので、ズラリとならんべるとクリスマスらしい賑わいが…。ジングルベルの歌が聞こえてきそうですね。  
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November 13, 2023

ステンシルの龍

ステンシルの龍 年賀状のワークショップでは、枚数を多めに制作する方のためにステンシル版画を行っています。版はちゃんと合わさるようにコンピューター上で作るのですが、やはり実物のサンプルが必要です。
 ステンシル独特のぼかしがでるように、スポンジ筆を使って軽めに彩色しました。赤、緑、青…鮮やかな色を使うと年賀状らしくなります。年に一度しかこの作業を行わないので力の入れ具合が一定せず、作る度に違った雰囲気に仕上がりました。しかも、キリリとした龍ではなく、ほんわかとして何となく可愛らしい龍に…。まぁ、それはそれで楽しいのですけれどもね。
   
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October 17, 2023

カレンダー用の背景紙を作る

カレンダー用の背景紙を作る A3サイズのカレンダーに張り込むために、毎年干支の剪画を作っています。来年は辰年。その龍を張り込むための背景紙を準備しました。
 サイズは24✕17.5cmとそれほど大きくないので、色和紙の残りの部分を厚めの紙に張り込みます。グラデーションの和紙や雲龍の和紙が良い感じに仕上がりました。
 また、先日少し厚めの和紙をクシャクシャにして染めてみました。思ったよりも薄い色に仕上がってしまったので、アクリル絵の具で金色のアクセントを付けてみます。金色は思ったほど見栄えがしないこともあるのですが…龍の絵とは相性がよさそうです。
 色々な風合いのものができたので、これらを使ってサンプルを作ってみたいと思っています。  
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September 22, 2023

雲竜紙

雲竜紙 教室用に萩の作品を作りました。夜のシーンだったので背景は紺色にし、さらに空間部分が大きくなるため、少しテクスチャーが入った雲竜紙を使用しました。雲竜紙を使うと、和の雰囲気が出て、萩の絵柄には良く合います。
 色紙に紺色の雲竜紙を貼りましたが、濃い色の雲竜紙は使う機会が少なく、在庫がほとんどありません。色紙2枚分…。来週も教室があるので、慌てて三郷のショップに買いに行きました。
 今回必要だったのは、深い青系の色ですが、雲竜紙も色々な色があります。私自身の作品に使うことは少ないものの、好んで使う作家さんもいることを考えて数種類の色の雲龍をを購入。綺麗な色合いのものは、お正月の作品にも使えそうですね。  
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September 20, 2023

9月の教室:萩

9月の教室:萩 今夜は少しずつ涼しくなっていますが…9月に入ってから今までずっと夏が続いている感じでした。が、ふと庭を見たら萩の花が咲き始めています。実際にはもうそんな季節になっているんですね。
 以前から教室用に萩の絵を作りたいと思っていましたが、萩の花は小さくてたくさん咲くため、剪画向きではないのです。教室では限られた時間内に仕上げる必要があるので、ずっと避けていました。が、今年は萩の花に挑戦。なるべく花を少なくして、桔梗の花と月を加えました。
 小さい図案では切りにくいかと思い、110%に拡大した図案も用意。それでもいつもの絵よりは完成させるまでに時間がかかります。そのため、今日の生徒さんはモノトーンで仕上げた方も…。萩も桔梗も白い花もあるので、白黒バージョンもなかなか良い感じでした。もちろん、カラーバージョンをちゃんと仕上げた方もいます。
 少しづつ開いている萩の花。秋もそろそろやってくるといいですね。  
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August 29, 2023

美保南地区公民館でのワークショップ

美保南地区公民館でのワークショップ 午前中は美保南地区公民館でワークショップ。こちらではロビーで「笑顔」展を開催中。スペースに合わせて何回かに分けて展示してくださっています。こちらでのワークショップは2回めですが、スタッフの方々も参加してくださって、とても良い雰囲気で剪画を制作していただくことができました。
 その後鳥取砂丘…は、さすがに暑すぎて歩く気にならず、砂の美術館を見て、そこからはるか遠くに砂丘を眺めて帰ってきました。数年前は同じ時期に来ているのですが、確実にその時よりも暑くなっています。
 その後少しドライブをして飛行機に乗りました。7日間の鳥取滞在。無事ワークショップを終え、多くの方にお目にかかることができて、とても有意義な旅となりました。  
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August 28, 2023

ワークショップと紙漉きと

ワークショップと紙漉きと 今日は大村地区公民館でワークショップ。何度もワークショップを開催しているので、皆さん手際よく制作されていました。こちらはスタッフの方々も参加して下さるのが、嬉しいところです。
 また、スタッフの方がランチを用意して下さいました。実は近くの赤波川渓谷甌穴でピクニックランチをする予定だったのですが、先日の台風の影響で川沿いで食事をする状況ではなくなってしまったのです。自宅周辺で収穫した野菜を使ったお料理や、自家製のらっきょうなど、私たちにとっては何よりのご馳走でした。
 そして午後は佐治へ…。先日の台風で国道の何箇所かが陥没してしまったので、朝夕の時間以外は回り道をする必要があります。紙漉き施設のかみんぐさじさんでは、今回ワークショップを予定していたのですが、交通がまだ完全に回復しておらず、残念ながら剪画ワークショップを開催することができませんでした。一般には閉館中でしたが、今日は特別に紙漉き体験をさせて下さいました。大変な状況の中で、紙を漉くことができて本当に嬉しかったです。
 皆様、本当にお世話になりました。  
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August 27, 2023

若桜と八頭でのワークショップ

若桜と八頭でのワークショップ 午前中のワークショップは若桜町匠の館で開催。古民家を移築した素敵な空間に、付近の滝の写真が展示されていました。ここでは14名の方がご参加。落ち着いた雰囲気の中でじっくりと剪画制作をして頂きました。
 お昼は隣の藁葺き屋根の下でおにぎりをいただききます。暑い日でしたが、古民家の座敷には涼しい風が通り抜けていて、蝉の声を聞きながらいただく朝食は格別でした。
 そして午後には、あーとふる八頭で剪画ワークショップを開催。廃校になった小学校を改築して展示を行ったり、イベントを行っている場所です。とても綺麗に整えられていて、気持ちの良い空間でした。集まった方々も暑さを忘れ、手元に集中して作品を作り上げて下さいました。
 今日は東京から駆けつけてくれた神田さんも参加。いつもと違った環境で、私たちにとっても楽しいワークショップとなりました。  
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August 25, 2023

伊角公民館でのワークショップ

伊角公民館でのワークショップ 今日は鳥取からお隣の兵庫県まで遠征。新温泉町の伊角公民館でワークショップを行いました。山間の道を登っていくと、公民館前に到着。蝉の声は力強く、流れている小川の水は美しく、とても気持ちの良いところでした。
 参加者は小学生からお母さん、おばあちゃん世代まで。お互いに会話を交わしながら和気藹々とした雰囲気の中で制作が進んでいきます。このワークショップを手配してくださった重本さんは、以前加藤文太郎記念図書館でワークショップや剪画の展示を担当してくださった方。コロナ禍を挟んでまた一緒にお仕事ができて、とても嬉しかったです。
 完成した作品をズラリと並べて記念撮影すると、なかなか迫力があります。とても気持ちよくワークショップをさせて頂いた日となりました。  
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August 24, 2023

岩倉地区公民館でのワークショップ

岩倉地区公民館でのワークショップ 今朝は佐治でワークショップの予定でしたが、交通事情によりキャンセルになったので、剪画作品を展示していただいている郡家の郵便局へ。八頭町の公民館の方のご配慮で町中の数カ所で今年の干支である「うさぎ」の作品を展示していただいています。作品数が多いので作品を時折交代してくださっているとのこと。多くの方に作品を見ていただくことができて嬉しいです。
 午後からは岩倉地区公民館で剪画ワークショップを開催しました。参加者は8名。以前体験された方が多く、作業を要領よく進めて下さいました。ちょっとした独自の工夫を加える方も…。夏休みの宿題で剪画を制作した子もいて、私の方も楽しみながらワークショップを終えることができました。
 暑い中、ご参加ありがとうございました。  
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August 20, 2023

紙と湿気と

紙と湿気と 暑くて湿気の多い日々。部屋の中では冷房をかけていますが、家を一歩出るとまるでサウナの中に入ったよう…。連日こんな感じだとグッタリしてきますよね。
 アトリエや収納スペースは1日中冷房をかけている訳ではないので、紙も随分湿気を吸っている様子。和紙は比較的湿気に強いし、購入してきた除湿剤を置いたりもしているのですが…それにしても湿気が強すぎる気がします。
 来週行う鳥取でのワークショップの準備で、教材用の和紙をカッティング中。私たちが使う和紙は裏に糊シートを接着してあるので、和紙1枚よりはコシが出てカットしやすいのですが、それでも乾燥している時よりは刃の運びが重いような気がします。
 この暑さ…人にも紙にも優しくないですね〜。  
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August 17, 2023

アレンジいろいろ

アレンジいろいろ 今月の教室のテーマは夏の食物で、先日サンプルをご紹介しました。今週の教室では、7つの図案から生徒さんたちが選んだものを使って作品を完成させました。
 中でもメロンやホウズキのような剪画らしい絵柄が好まれます。細かい切り抜き部分があると絵全体のクォリティが上がって見えるのです。切るのに時間がかかる分、仕上がりもそれだけ楽しみになります。やはりチャレンジしたくなりますよね。
 今回の教室では、渋めに秋風に仕上げた方も、カラフルでポップに仕上げた方も…。それぞれに色の好みが出ていて見ている方も楽しいです。  
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August 15, 2023

雨とワークショップと

雨とワークショップと 来週から鳥取で剪画のワークショップを開催するために、準備を進めています。そんな時に、鳥取では大雨の特別警報が出されました。台風の影響を受けた今回の雨はかなり強力なようで、来週通るはずだった道が陥没している写真も送られてきています。まだしばらくは降りそうなので、この夜が心配です。
 今年の暑さや雨の量は本当に異常な気がします。世界的な規模で起こっている山火事や水害も…。こうした異常事態が今まで以上に大きな規模で、しかも頻発しているようです。
 雨雲レーダーを何度もチェックしつつ…今回の鳥取の大雨もこれ以上ひどくならないことを祈っているのでした。  
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August 06, 2023

蓮の花:リメイク

蓮の花:リメイク 以前教室用に作った蓮の花の色紙作品を初心者用にリメイクしました。いくつかの線を太めにして、省略できるラインを消します。花の中心部分は小さな丸が多いと切るのが大変なので、穴の数を少なくし、丸ではなくアーモンド型に…。
 それほど大きく変えた訳ではないのですが、切りにくい部分をできるかぎり少なくしたつもりです。このシニアの初心者用教室では、1回毎に作品を完成させるので、複雑な図案を使用するのはむずかしいのです。暑い盛りに教室までいらしていただくので、楽しんで作っていただければ…と思っています。  
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August 05, 2023

8月の教室:夏の食物

8月の教室:夏の食物 8月の夏らしい絵柄は色々作ってきたので、今月は食べ物を…と思ったのですが、思いついたものがシンプルなものが多く、大きさもバラバラ。そこで小さく描いて組み合わせて作ることにしました。
 選んだ素材はスイカ、メロン、とうもろこし、ヘチマ、ほうずき、ソフトクリーム、レモネード。ほうずきとヘチマは食べ物ではないし、レモネードも飲み物ですが…まぁ近いものということで…。
 カラフルでポップなものにしようと作り始めたものの、輪郭を黒とオレンジ色とベージュで作ったら、色の組み合わせがとても難しくなってしまいました。ポップな色を背景に置くとハレーションを起こしてしまうのです。
 あまり難しいことは考えずに、楽しんでいただければいいかな…と思いつつサンプルを制作。個人的には渋めに仕上げたベージュのものが好きです。  
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July 30, 2023

うちわのワークショップ

うちわのワークショップ 時折うちわを作りに来る友人が、久しぶりにアトリエを訪れてくてました。コロナ禍の間は作っていなかったので、久しぶりです。
 彼女たちは今月のワークショップの亀の図柄が気に入ったとのこと。同じ図案を選びましたが、輪郭に選んだ紙の色は黒・深緑・ピンクと、それぞれに違います。時間をかけて丁寧に切り抜き、それぞれに花の色や亀の胴体の色を加えていきました。
 久しぶりにさまざまな雑談を交わしながら制作していくのは楽しい時間。外は相変わらずの猛暑でしたが、その暑さをひととき忘れて熱中しました。
 仕上がったのは、それぞれに個性的な亀プラス朝顔のうちわ。どの亀さんも元気に泳いでいる感じです。冷房が必須な日々ですが、さらにうちわで涼んでいただければ嬉しいですね。  
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July 20, 2023

水色の色紙を作る

水色の色紙を作る 今月の教室作品は海亀でしたし、そうでなくとも夏は空や水を背景とする絵が多くなるので、水色の和紙を貼り付けて色紙を制作。先日染めた空の模様の和紙も使いましたし、落水紙や雲竜紙も使いました。なるべく和紙の質感を感じるようなものを中心に…。
 同じ水色でも紫がかったものと、明るいトーンのものでは雰囲気が違います。さらに紙の繊維が見えたり、皺を入れたりするとまた違った質感になるのです。今回の海亀の絵では、穴が開いている落水紙を使ったものが人気でした。
 夏用の1日ワークショップでも使えそうなので、もう少しバリエーションを増やして作ってみたいと考えています。
  
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