February 13, 2008

PDFなやり取り

PDFなやり取り ここのところアメリカでの生活準備が進んでいるらしく、先に渡航した夫から書類が送られてきたり、要請が来たりします。保険に加入するのに必要なので、免許のコピーを…。家の賃貸の契約書にサインして返送を…。もちろん郵便ではなく、FAXでもなく、E-mailへの添付書類です。向こうでも移動しているらしく、サンディエゴにいたり、テキサスのダラスにいたりします。
 PDF形式の書類を受け取り、サインをして、またコンピューターに取り込みます。そしてPDFの書類として相手のコンピューターに送付。自分が渡航しなくても、相手がどこの町にいても、とりあえずは事務手続きが済んでしまうというのはちょっと不思議な気がします。
 ただそのためには、出発ギリギリまでコンピューターをオンにし、インターネットの高速回線を確保しておく必要があるのです。
 …便利なんだか不便なんだかわからない世の中です。

  

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February 12, 2008

「偲ぶ会」の司会

「偲ぶ会」の司会 今日は昔お世話になった方を偲ぶ会がありました。このためにアメリカ行きを2週間延ばしました。もう20年くらい昔に開いた作品展で作品を沢山買って下さり、その後も仕事の事で様々なアドバイスをして頂いた方です。雑誌の表紙のお仕事を下さった事もありました。
 問題は…色々と故あって、この会で進行役をお引き受けしてしまった事。人前で話した事もほとんどないのに、100名を超すお客様の前で話すのはさすがにプレッシャーです。それでも、もともとイベント関係のお仕事の方が集まっていただけあり、シナリオもキッチリできていた上に、進行を管理する方がしっかりとリードして下さったので、何とか無事に終了する事ができました。
 最後に故人を偲んで編集された小冊子を頂き家路に着きました。
 懐かしく思い出しながら、ご冥福をお祈りしています。  
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February 10, 2008

電子辞書

電子辞書 今回は電子辞書を買いました。今まで小さなものは持っていましたが、必要な時はコンピューターを使っていたので、それほど需要がなかったのです。
 20年前にニューヨークに出発した時は英和辞典や和英辞典を持ってゆきましたが、国語辞典などはもってゆく余裕がありませんでした。今はすべてこのコンパクトなボディに入ってしまうのですから、何だか不思議な感じです。
 意外に必要なのはこの国語辞典。日本にいても日々漢字が書けなくなってきてはいるのですが、海外にゆくと目から漢字が入ってくる絶対量が減ってしまうので、何気ない文字を思い出す事ができなくなってしまうのです。実際に文字を書くのはワープロソフトを使うし、手紙もE-mailがほとんどなので、それほど使う機会はないのかも知れませんが…。
 まぁせっかく購入した事ですし、ページを繰るよりは手軽に使えるので、なるべく頻繁に引きたいとは思っています。  
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February 07, 2008

引っ越し荷物を送り出す

引っ越し荷物を送り出す 今日は引っ越し荷物を送り出す日。旦那はもうアメリカに渡ってしまったので、忘れ物がないように積み込まなくては…と思いつつ作業を開始します。送付するものを山と積み上げ、業者の方に箱詰めをして、運び出してもらいました。航空便ダンボール2つと船便30個あまり。作業の途中に忘れていたものに気づいて少しずつ梱包の中に押し込んだりしながら…。
 朝から始めて昼過ぎに作業は完了。最後にお茶のボトルを渡してトラックを送り出します。しばらくして…ふと気づきました。
「日本の引っ越しって心付けは必要なかったっけ?」
 …そういえばここに引っ越して来た時は渡したような気がします。これからアメリカに行ったらチップは必須なのに…今からこの調子では先が思いやられます。
 引っ越し屋さんごめんなさい。  
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February 01, 2008

青い薔薇

青い薔薇 今日は友人が送別会を開いてくれ、その席でお餞別に薔薇を頂きました。6月の帰国時にギャラリーで開催する予定の作品展「青・蒼・碧」にちなんで送ってくれたものです。とても美しい青い花びら…。
 青い薔薇は以前作るのが不可能を言われていたそうですが、最近はかなりの青みをもった花を栽培することが可能になったと、テレビの番組で見た事があります。
 もちろん今日頂いたのは生花ではなく、自然素材による色素をプラスしたPreserved Flower 。高温多湿な場所を避ければ、かなり長い間飾っておく事ができるそうです。生花ではないけれど引っ越し荷物の中に入れるのは難しそうなので、日本に残しておき、次の作品展の間中ギャラリーに飾りたいと思っています。  
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January 19, 2008

サンディエゴへ

サンディエゴへ 2月からギャラリーをお休みし、剪画協会の運営をお任せして、しばらく住む事になるのはアメリカのサンディエゴ。ロスから車で2時間ちょっと南に下ったメキシコとの国境沿いの街です。おおよその地理関係を把握したいと、イラストが描かれている地図を買って来てもらいました。海沿いの美しい街だそうです。
 出発は…多分2月16日。もっと早く出かける予定だったのですが、諸用が重なり、むこうで急ぐ用事もないので余裕を持たせた日付で決めました。…とは言いながら、意外に雑用が多く、毎日何をしているのかわからないような小さな用事をしているうちに過ぎてしまいます。やはり居を移すという事は大変な事ですね。
 なるべく向こうで後悔しないように…必要な仕事を終わらせたいと思っています。  
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January 11, 2008

ひとさし指の先端

ひとさし指の先端 キーボードを打っていて…右手の指先が痛い!よく見ると、爪の脇のところが切れていました。
 いつ切ってしまったのでしょう?昨日フライパンでナンを焼いていた時に熱いと思った記憶もあれば、何かに指先をぶつけた覚えもあります。…それとも乾燥した空気に耐えきれずアカギレのように割れたのでしょうか…。
 実際右手の人差し指が痛いと、かなり不便な事がわかりました。キーボードもうまく打てない、ナイフを持っても力が入らない、お皿を洗う時に沁みる…その上、手を動かす時に、思いもよらぬところでぶつけて痛みを感じるのです。手の平や甲を切った時に比べると、ずっとセンシティブ。
 そのため何をやってもうまくゆかず、次第に仕事をする気が失せてきます。今日はいつもお世話になっている指先の存在感を、改めて感じた日でした。  
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January 02, 2008

高校サッカー選手権大会へ

高校サッカー選手権大会へ お正月はスローなスタート。今日は千葉までサッカーを見にでかけました。甥っ子が出ているので、応援席では親戚が集合。さすがに大声を上げないながらも、応援をしながら勝負の行方を見守ります。
 残念ながら応援していたチームは負けてしまいましたが、いつも家の中でパソコンに向かっている日常から脱却して、芝の美しいグランドで走り回る高校生の勝負を見守るのはとても清々しい気分でした。
 いつもと違うお正月。いつもとちょっと違う1年…ちょっと楽しみになってきました。  
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January 01, 2008

初詣

初詣 除夜の鐘の後、近くのお寺にお参りしてから鎮守様へ…。小さな境内ですが意外に人が多く、お参りするのに列が出来ていました。幸いあまり寒くない夜だったので、ゆったりと並んで待ち順番が来たら柏手を打って手を合わせます。
 ニューヨークから日本に帰ってきてから、はや7年。この間に剪画の活動を充実させようと努力してきました。そしてここ水元に帰り、ギャラリーをオープンして3年弱…。しばらくは剪画展を開催しながら協会の仕事を充実させてゆきたいと考えていましたが、事態は思わぬ方向に向かいつつあります。
 今年はもう一度日本を出て新たな目で剪画の活動を見つめ、今後を考える…そういった1年になりそうです。本年もよろしくお願い申し上げます。  
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December 14, 2007

新宿での忘年会

新宿での忘年会 今日は新宿でアートマネジメントクラス卒業仲間と忘年会&壮行会。私を含めギャラリー運営者が4名いるので、それぞれの近郊報告や、最近のアートシーンの話…。時折なぜか南沙織や渥美清の話になったりもしますが、様々な興味深い話が飛び交います。
 アートに関わってゆく仕事は好きでなくては…というところに話が落ち着いて各自がうなずいたり…。アートの話といってもあまり高尚なところに話がゆかず、身近な出来事を本音で語り合えるのがこの仲間の楽しいところです。
 次に集まる時は、また新しく興味深い話題を提供できたら…と思いつつ、しばしの別れを告げて解散しました。  
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October 08, 2007

スケール感

スケール感 今日は出かけたついでがあったので六本木の国立新美術館へ…。建物の近くへ行ってちょっとびっくり。テレビや写真で見ていて、なぜかもっとずっと大きな建物を想像していたのでした。美術館は思った建物の、1/2か1/3くらいの大きさ…。たぶんMoMAやポンピドゥーのイメージがあったからでしょう。屋内もそれなりのスケール感はあるのですが、何となくこじんまりした感じ。…けれど本当にすっきりとして美しく、それでいてどこかしら暖かみのある建物でした。
 最近大きなショッピングセンターなどがどんどんできているせいか、自分自身のスケール感がちょっと狂ってきているような気がします。公共の建物が妙に小さく感じられるのです。有名な建物や、新しくできて話題性の高い建物ほど、実際より大きく想像してしまうようなのです。イメージとのギャップが大きすぎて、大きな建物も小さく見えてしまうのでしょう。
 実生活には何の支障もありませんが…。建物のない自然の風景に接してスケール感を一度解放した方が良いのかも知れません。  
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September 17, 2007

行列・行列

行列・行列 「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」を見ようと思い立ち、東京都現代美術館へ。…が、しかし出足が遅すぎました。駐車場に入ろうとしたら、「見るまでに150分並びますが、よろしいでしょうか?」と念を押され、思わずUターン。
 そのまま車を走らせて豊洲のららぽーとへ。こちらもすごい混雑。中でもおどろいたのはキッザニアです。ショッピングセンターの中にあるこの施設は、子供たちが好きな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶエデュティメントタウンだそうです。入場するまでの行列が長い長い…。行列の後ろの方は座り込んで待っている感じで、中にはゲームをしたり、本を読んでいる子もいます。子供のうちからお仕事をするのがこんなに大変とは…!
 人気のあるところには行列が付き物なのだと感じた1日でした。剪画の作品展もいつかは…それもちょっと大変ですね。  
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July 29, 2007

友人との再開

友人との再開 久しぶりにニューヨークの初期に出会った友人2人と、夕食を共にしました。最初に出会ったのはもう18年前になりますが、ここ10年くらいは連絡を取っていませんでした。先日、カルチャー教室のクラスにゆくためにホームへのエスカレーターを上がっていたら、ばったりと旧友にでくわしたのです。
 1人は外資系の企業で働いていて、数年前にアメリカ人の男性と結婚したそうです。もう1人は医療関係の仕事で世界各国を飛び回って仕事をしています。それぞれに目指す仕事に就き、活躍していますが、本人達はそれほど変わっていないのが不思議なくらいです。
 話していてわかったのですが、私の当時の記憶はほとんど消失している状態です。人の名前も、かつての出来事も言われてからゆっくりと記憶をたどると、かすかな覚えがある…そんな程度なのです。そういえば…と写真を捜してみましたが、当時の写真はどこに入っているかさえわかりませんでした。(この写真は多分家族がニューヨークに遊びに来て撮ったものでしょう。その頃の写真です。)
 時には昔の事も思いだしながら、新たな計画を立てろということだろうか…と思いつつも、楽しい一時を過ごしました。  
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July 22, 2007

北海道小旅行

北海道小旅行 作品展が終わった次の日、朝4時に起きて飛行機に…女満別まで飛んで、レンタカーで知床半島に向かいました。できることならば作品展の終了後数日残務整理をした方が良いと思いつつ、休みの都合等で慌ただしい日程で出かけました。
 久しぶりの完全休日。お天気は晴れたり降ったりとまぁまぁでしたが、剪画の事を忘れて良い気分転換になりました。クルーズをしたり、温泉に使ったり、鹿や熊に出会ったり…。知床はほとんど手つかずの自然が残っています。東京にいると忘れてしまうような風の音や緑の色、汐のにおい。帰りは旭山動物園へよってペンギンさんたちを眺めてきました。
 さて、明日からはとっ散らかっている仕事を再開します。  
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March 11, 2007

「ドラリオン」を観に行く

061f2c80.jpg カナダを本拠地とするサーカス、シルク・ドゥ・ソレイユが演じる「ドラリオン」を観に行きました。1990年ニューヨークで「ヌーベル・エクスペリエンス」を見て感激し、できる限り色々な演目を見るようにしています。
 テーマのあるサーカスと言ったら良いのでしょうか。動物は出てきませんが、人間が技の限りを尽くして様々な芸を見せてくれます。衣装やセットも念入りに作られていて、デザイン的に意表を突くことが多いのも特徴です。
 「幻想」というものをアニメや映像ではなく、目の前で見ることができるギリギリの世界。しっかりとしたテーマと構成、肉体的に鍛錬された技、華やかな衣装、独特の音楽、どれをとってもきっちりと作り込んであり、その素晴らしさに感激します。まさに人間が作ることのできる最高芸術…。言葉を使わずに表現できるので、世界中の人が見て感激するのも良くわかります。
 本当に何年に1回しか訪れないくらい、密度の濃い2時間半でした。  
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March 01, 2007

時差は…

時差は… 今日は午前中から、アトリエで剪画教室。いつもいらっしゃる方にプラス新しい方が2名参加して下さいました。生徒さんに「昨日帰ってきて時差は大丈夫ですか?」と聞かれました。
 私は比較的時差に強い方だと思います。ただ少し頭がボーッとしている感じではあるので、あまり厳密な仕事はやらない方が良いかも知れません。それでも飛行機に乗った後はゆっくりするよりもむしろ仕事でバタバタしていた方が、早く解消するような気がします。
 いつもより気を付けてうたた寝などしないようにしていれば夜ぐっすり眠れるので、ちょっと朝早めに目が覚めるとしても、数日間で元通りになります。ニューヨークに着いた時もそんな感じでした。多分夜ゆっくり眠れるという事が大事なのだと思います。
 オーダーを受けた商品の発送や、必要な連絡をしているだけで今日1日が過ぎてゆきました。それでもいつもより早く眠くなってきています。
(写真は岡崎さんにお借りしました)  
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February 28, 2007

帰国して…

帰国して… 成田に着いたら、くしゃみが出ました。ニューヨークにいると忘れてしまう春の花粉がすでに飛び始めているようです。
 事務所には様々な書類が届いていました。日本剪画協会の総会の報告、ワークブックのための課題への応募、剪画アート&スペースで次回始まる「花嵐」の出展申込書、剪画用品の申し込み。これに加えてニューヨークから持ち帰った書類がいくつか…。国連やギャラリーで撮ってきた写真も現像しなければなりません。どこから手をつけたら良いものやら…。
 ちょっと時差が残る頭でボーっと考えながら、少し整理をしました。脳をフルに使う作業はできそうにないので…。まだ何となく帰ってきたという実感がわかないのですが、明日からは日本モードに切り替えて頑張りたいと思います。  
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February 27, 2007

帰国の準備

帰国の準備 ギャラリーに散乱していたフレームもスタッフ方や友人の助けを得て、段ボールに詰め終わりました。荷物をマンハッタンの向こう岸のニュージャージーに運び、近くの店で買い物をして、中西氏と友人の有田さんと夕食を取ります。
 1990年代の終わり、私たち3人はニューヨークのオフィスでいっしょにコンピューター関係の仕事をしていました。その頃の話をしても、現在のお互いの状況を語り合っても、笑いの絶えない会話となります。あの頃から十年近く過ぎてしまっているのが、嘘のよう…。
 その間にみんなそれぞれの道に進みました。有田さんはマンハッタンの大学で音楽を教えているし、中西氏はニューヨークでアートマネジメントを中心とした仕事を続けています。私は帰国して日本剪画協会の事務局を担当し、作品展をこちらで開催すべくまたニューヨークに来ています。それぞれの思いを語り合い、3週間の締めくくりとなった楽しい夜でした。
 会長がいらっしゃった1週間を除き、私は有田さんの家に滞在しています。写真は私の使わせて頂いていた部屋です。ケーブルにコンピューターを繋げばそのままインターネットを使えるので、このブログも毎日更新することができました。ニューヨーク滞在中お世話になった沢山の方々に感謝しつつ、トランクに荷物を詰めています。  
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February 22, 2007

コンピューターとの1日

コンピューターとの1日 作品展でお世話になっている中西氏のコンピューターのプリンターの設定のためにホームオフィスに…。ニューヨークで中西氏といっしょに仕事をしていた頃、私はコンピューターに日本語のシステムを設定する仕事をしていて、彼のコンピューターの面倒も見ていたのです。けれど新しいプリンターはMacのOSXにしか対応していなかったので、接続ができませんでした。
 中西氏の仕事の状況や現在のコンピューターの状況などを考えた結果、新しいiMacを購入することになりました。そのために久々にニュージャージーのCompUSAへiMacを買いにでかけます。帰りに食事をするともう半日は終わり…。なんだかウロウロしているうちに1日が過ぎてしまいました。
 帰りがけにピカピカのiMacの写真を記念に取りました。最近買っていないけれど、やっぱり新しいコンピューターはいいですねぇ…。  
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February 21, 2007

旧友との食事

旧友との食事 作品展の撤収までは大きな仕事はありませんが、国連の撤去のために必要なパスを取りにいったり、NY Coo Gallery へ立ち寄って、お越し下さったお客さまとお話ししたり、ちょっとした用事がポツポツあります。
 そんな1日を過ごした後、今日は旧友とタイムズスクエア近辺の日本食レストランで夕食を取りました。この友人はもう29年ニューヨークに滞在しているカメラマンで、今までかなり大きな会社の広告写真を撮って活躍しています。が、昨年の末にスタジオのリース契約が切れたのを機に来月日本に帰ることにしたそうです。
 今日も先日もニューヨーク在住の友人と話していて気が付いた事は、私は記憶力がちょっと弱いらしいという事です。話しているうちにポツポツと思い出して来るのですが、ニューヨークで暮らしていた頃の事をあまり覚えていないのです。日本で思い返したり、話したりする機会がないので、どんどん忘れてゆくのでしょうか…。
 久しぶりに聞く話は、楽しくもおかしくもあり、また自分を改めて客観的に見る良い機会でもありました。
 ニューヨークの事、写真の話題、コンピューターの話、日本での生活…話は尽きることがありませんが、また近々の日本での再会を約束して別れました。  
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February 17, 2007

Open Art New York へ

Open Art New York へ ニューヨークの225丁目にあるアーティストのジョセフさんのお宅へ行ってきました。アート関係の人たちが集まるごくプライベートなサロンのような感じの催しものです。
 ジョセフさんは木や金属を使って独特のオブジェを制作しています。多くの作品は黒く塗られているので、剪画でいつも黒い色を使っている私にとって、とても興味深い作品でした。中には紙をメインの素材とした小作品もあります。彼は神道に深い造詣があるので、作品もその影響を受け、鳥居の形や玉石なども使っています。
 リビングルームはジョセフさんの立体作品やコラージュ、収集したアート、小物や植物が所狭しと並んでいますが、雑然とした中にも抜群のセンスの良さを感じさせます。すべての物がバランスをうまく取って、居心地の良い空間を作り上げている感じです。
 軽いおつまみを取りながら、飲み物を片手に歓談する時間はとても楽しいものでした。いつか剪画アート&スペースでもこういったサロンを開いて見たいなぁと思いながら帰途に就きました。  
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February 06, 2007

渡航前夜

渡航前夜 スーツケースは昨日のうちに成田空港に向けて宅急便で送ってしまったのに、今日は直前の残務整理でバタバタと過ぎてしまいました。
 持って行く物の最終チェック、一般の方への日本剪画美術展の応募要項送付、教室の生徒さんへの手紙の発送、東京地区の勉強会のお知らせ発送…日本剪画協会と剪画アート&スペースのホームページを更新して、留守期間のお知らせも掲載しなくては…。今年の確定申告の準備も残っています。
 銀行に行って、郵便局に行って…家の中に掃除機をかけて、冷蔵庫の中の食材を整理して、できるかぎりのワイシャツにアイロンをかけて、留守録のメッセージを変更して…それから?
 最後にデータをコピーしてラップトップ機の準備。
 終わったら、そろそろ寝ますか…。  
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January 07, 2007

東儀秀樹 新春コンサートへ

東儀秀樹 新春コンサート 東京国際フォーラムで開催されたコンサートへ。前半は直衣を来て演奏する新春らしい雅楽、後半は定番のスタンダードナンバーで…という毎年恒例のものです。雅楽はゆったりとした流れがとても心地よく、ともすれば眠りに陥りそうになってしまうのですが、今年は伎楽風の踊りが効果的に入っていたため目を離すことができませんでした。薬師寺から借りてきたという由緒あるお面や、古代の手法を使って染めた衣装の色も美しく、絵巻物のようです。
 私は通常コンサートなどにゆくと、なるべく目を閉じて聞くようにしています。目から現実的な風景を入れて音楽を聴くよりも、目を閉じて瞼の裏に踊っているイメージをとらえた方が不思議な体験ができるからです。時折寝ていると思われることもありますが、イメージに集中して興奮していると、肝心の曲の方の印象が薄れてしまうこともある位です。
 今日はちょうど中間の程良い感じ。前半は平安朝の日本へ、後半は音と光の渦の中へ…とても素敵なコンサートでした。  
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January 04, 2007

「寒中お見舞い」制作中!

「寒中お見舞い」制作中! 今年は喪中で年賀状を出せず…さらに年末バタバタと動き回っていたため、喪中のご挨拶状も発送することができませんでした。寒中お見舞いの葉書を出そうか…と思いつつお正月に突入。
 昨日当たりから主人が寒中見舞いの制作に入りました。プライベートの年賀状の意匠・制作は毎年彼の仕事なのです。紙人形で人形を作り、屋外で撮影したり、小さなセットを作ってその中に置いたり…。毎年楽しみにして下さっているお友達もいます。
 今年はのんびりとモン吉くんが一人鍋を食べようとしている場面です。小さなお鍋の中は野菜やお肉がグツグツ。煙はコンピューターの中で描きました。そしてこれから印刷…。
 ずいぶん遅くなってしまいましたが、今月中には年賀状を頂いた方にお届けすることができるのではないかと思っています。  
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November 06, 2006

喪中のご挨拶

喪中のご挨拶 今年は喪中なので、年賀状の準備の前に喪中ハガキを作らなくては…と思っていたところ、今日1枚のお知らせが届きました。
 やはり喪中のハガキですが、官製葉書に黒い影の菊の花を切って貼り付けてあります。さらに左下には寂しげな青い色を吹き付けて、ボカシを入れています。そして薄墨の筆文字も印刷ではなく、直筆。
 1枚1枚亡き方を忍びながら、時間をかけ、心を込めてご挨拶のハガキを作られたに違いありません。図柄といい、色合いといい、筆文字といい、送ってこられた方のお人柄が忍ばれる、美しく奥ゆかしいお知らせでした。
 忙しさに取り紛れて、つい事務的なお知らせになりがちですが、こんな風に心のこもったご挨拶ができると良いなぁとしみじみと思ったのでした。  
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