仙台では市内からほど近いところにある地底の森ミュージアムに立ち寄りました。約2万年前の氷河期の森の跡を発掘し、保存してあるミュージアムです。地下に入ると楕円形のスタジアムのような空間に炭化した木の跡が広がっています。
これらは2万年前にここ富沢に広がっていた針葉樹の湿地林跡だそうです。そしてその中には石器時代の人々が焚き火をしたり、石器を作った跡が残されていたとのこと。眼の前に広がる不思議な古代の風景と、映像による人々の再現で、束の間タイプスリップした感じで、楽しめました。
1階の展示室には当時の生活の様子なども解説してあります。そして屋外には当時の森の植物配置し、散策できるようになっていました。
評劇時代は平均気温が7〜8度低かったとのこと。温暖化している今からすると、ちょっと羨ましいくらいの気候ですね。