
Lidiya Hristova 作 210×300mm
リディアさんが寄せてくれたコメントによると、彼女はナチュラリストで、リサイクル紙や古紙、古いマガジンなどを活用して作品を作り続けているそうです。
今回の作品では、背景にアボリジアニの聖地であるウルルの写真を掲載したページを使っています。紫色の紙で切り抜いたのはたくさんのランタン。どのランタンも変化に富んでいて、とても可愛らしい形をしています。薄い紫色の紙がコントラストの強い風景と上手くマッチして不思議な雰囲気を演出。風がランタンに物語を伝えている…とてもロマンチックなシーンにピッタリの色合いです。
古い紙という素材を十分に使いこなして描く新しい世界。これからの活躍がとても楽しみな作家さんです。
(「風 - Wind -」出展作品 2020. 8.26〜9.12 於:剪画アート&スペース)