February 27, 2020

フィジーからの便り

フィジーからの便り 昨年何度か教室に剪画を習いにいらした方がいました。これからフィジーに行って、小学校の先生になる学生たちを教える…とのこと。特に情操教育の方に力を入れて欲しいという要望があるそうで、その一つとして剪画を勉強しに来たのです。現地の素材を使って何ができるか、色々な可能性を話し合ったり…。彼女の意欲的な姿を良く覚えています。
 そして先日フィジーから写真が送られてきました。折り紙で大きな絵柄を作ったり、画用紙にシャツの絵柄を入れたり…。紙で作るステンドグラスや、浮世絵の模写も人気のあるプロジェクトだそうです。学生さんたちの作品は生き生きとしてとても素敵。大学を卒業したらその生徒さんたちが先生となって各地の小学校に行き、子どもたちと共にまた新たな作品を作るのでしょう。
 見ているだけで元気が出てくるようなパワーあふれる作品たち。今度はどんなプロジェクトを行うのか…今から彼女の撮った写真が届くのを楽しみです。