June 07, 2018

玉取り・子取り

玉取り・子取り青山 政枝 作 242×272mm

 今回の「狛犬」展では、様々な狛犬が描かれています。青山さんの描いたのは、オスが玉(てまり)を転がし、そしてメスが子供をあやしている姿。財産を上手に転がし、子孫繁栄を願っている…という意味があるそうです。
 一見厳しい表情をしていますが、ちょっと愛嬌がある狛犬たち。石像をオス・メスに分けて色付けし、背景にピンクのグラデーションを配したことによって華やかで生き生きとした画面になりました。両側から出ている木の枝が、神社静謐な雰囲気を演出。渋めのテーマを鮮やかに描いた青山さんらしい作品だと思います。

(「狛犬」出展作品 2018.6.6〜6.30 於:剪画アート&スペース