バンコクからバンに乗り込んでで1時間半走り、古都アユタヤへ向かいました。ワット・ヤイチャンモンコン、ワット・ロカヤスタ、ワット・プラシーサンペット…ほとんど覚えられないような名前のお寺を訪ねます。バンコクでは朝雨が降っていましたが、アユタヤに到着する頃には上がり、時折陽が射すほどに…。そのかわり湿度が高くて本当に暑かったです。
ユネスコの世界遺産に登録されているお寺は多くの戦乱で壊され、湿気と高い温度のためもあってか、かなり傷んでいました。が、それでも近くにちゃんと現在信仰されているお寺が建てられていて、過去の遺産としてのみ存在している訳ではないのがわかります。どちらかというと金色に装飾されているお寺よりも崩れたレンガがむき出しになっている遺跡の方がかえって親しみやすいような気はしますけれど…。
観光客がたくさん訪れていながらも、聖地の威厳と静けさをたたえているアユタヤは、やはり魅力的な場所でした。