December 22, 2017

白い和紙と半立体剪画

白い和紙と半立体剪画 日本橋タワーの7階のロビーに、剪画アート&スペースの出展作家である吉田健嗣さんの作品が飾ってあると聞いて見に行ってきました。ちょうど6時頃の帰宅ラッシュ時間だったため、オフィスの基点になっている7階のロビーは、たくさんの人が行き交っています。
 真ん中にはクリスマスツリーとお正月の飾りのようなオブジェ。周囲に置いてある小物も日本的なデザインです。その背後に4mくらいの長さのバナーが4枚かかっていました。白い和紙に切り込みを入れ、追って半立体にしてあるこの作品は、LEDの光を受けて時間と共に変化します。
 もともと舞台装置用に作られたこの剪画作品は、遠くからでも鑑賞できるようにざっくりと大きな切込みが入っています。折り目が平板にならないように、角度や切り目に工夫を凝らして作られているようでした。
 額から飛び出して展示される剪画作品。照明と相まって新しい世界を演出していて、とても綺麗でした。