October 04, 2017

和紙を活かした剪画作品

和紙を活かした剪画作品 今月11日から始まる「Natural Surface」は和紙の風合いをいかした作品…というのがテーマです。和紙には様々な表情があります。木や草の皮を漉き込んだもの、紙の繊維が浮き上がっている雲竜紙、漉いた後に水滴を落として模様を付けた落水紙…。
 今までもこうした和紙を使って剪画を制作した作家さんたちはいらっしゃいましたが、改めて和紙の特徴を意識することによって、新たな作品ができるのではないか…と考えたのです。例えば海外からいらしたお客様に和紙の魅力を知って頂くとしたら?友禅や照明以外にもアートの素材として使われる例を、剪画を通して見て頂けるたら…と考えています。
 和紙の魅力は奥深いので、まだ一歩を踏み出したばかり。皆様のご意見ご感想を伺いたいと、お目にかかるのを楽しみにしております。

(「Natural Surface」展 2017.10.11〜10.28 於:剪画アート&スペース