仲島 あい 作 272×242mm
麒麟獅子舞では頭部に一人、そして胴体の部分にもう一人入り、二人で獅子の動きを作っています。その動作を見ながらイメージを膨らませて制作したのがこの仲島さんの作品です。
頭部を象徴する女の子、そして胴体の動きを表現する男の子…。この二人の精霊が麒麟獅子の魂を表現しているのでしょう。麒麟獅子の赤と白の衣装がとてもお似合いで、若々しくはつらつとしています。どちらかというと女の子の方が楽しそうな表情をしているように見えるのは、気のせいでしょうか…?
仲島さんらしい解釈で描かれた麒麟獅子。その自由で豊かな表現をお楽に下さい。
(「麒麟獅子」出展作品 2017.8.30〜9.16 於:剪画アート&スペース)