August 04, 2017

次回の作品展:麒麟獅子

3次回の作品展:麒麟獅子 8月30日から始まる次回の作品展のテーマは「麒麟獅子」。東京ではあまり馴染みがありませんが、鳥取から兵庫県に伝わる獅子舞の一種です。鳥取の方々と和紙を通してお付き合いするうちに、麒麟獅子をテーマに剪画を制作してみては…という話になりました。
 麒麟獅子は東京の獅子舞よりも少し鼻先が長く、頭には1本の角を持つ一角獣。その顔つきは迫力があって、ユーモラスもあり、確かに剪画で描くには適しています。が、問題は剪画アート&スペース周辺作家さんは、実際にその獅子舞を見たことがない…というところです。
 実は私が2013年に初めて鳥取の和紙の里に伺った時、最終日が日曜で、ちょうど宇倍神社でこの麒麟獅子が踊るお祭りの日でした。その時に撮ってきた写真を元に、作家さんたちはそれぞれにリサーチを重ね、作品を制作しています。
 今週になって数点の作品が集まってきました。作家さんたちがイマジネーションを膨らませて制作する麒麟獅子、どうぞお楽しみに。