January 06, 2011

LA郡立美術館のジャパニーズ・パビリオンを歩く

LA郡立美術館のジャパニーズ・パビリオンを歩く LA郡立美術館には、ジャパニーズ・パビリオンがあります。そんなに広くはないものの、館内に足を踏み入れるとちょっと不思議な感じ…。周囲は大きな障子のようなものに覆われていて、外光が直射日光ではなく、柔らかく入るようになっています。行った日が雨だったので少し暗めでしたが、普段はもう少し明るいのではないかと思います。
 中は坂になった螺旋状の通路を歩いてブースのように別れた展示を見るようになっていました。ゆっくりと歩きながら作品を訪ねゆくこの感じは、廻遊式庭園にも似ています。書や日本画、版画、仏像、焼き物などが展示されていました。それほど派手な作品ではないものの、渋めで品の良い作品を鑑賞することができます。
 また、館内に入って左手にある小部屋では根付が展示されていました。展示ケースがぎっしりと並べられ、並んでいる根付はかなりの数になります。ユーモラスな作品も多く、近づいて写真を撮っているアメリカ人もいました。こちらの展示は、日本美術に詳しくない人でもわかりやすいようです。
 日本には決してないような空間ではありながら、日本美術の良さを伝えようとしているのが感じられるパビリオンでした。


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