今月24日から始まる第26回日本剪画美術展。出展される作品がほぼ掲載されている作品集が完成しました。毎年の事で、しかも編集・レイアウトを担当していて何十回と見直しているにもかかわらず、完成して改めてページをめくって見るのは、やはり嬉しいものです。
今まで見たことのない作風に気づいたり、その人らしい特徴を生かした作品に感心したり…。苦心の跡をみつけて、作者に拍手を贈りたくなることもあります。様々なことが改めて目に付くのは、編集している時とは違って作品を客観的に見ることができるせいかも知れません。
また、作品集でしっかりと頭に焼き付けた作品でも、会場で見るとまた違った迫力を感じることも良くあります。作品集の写真の方が綺麗に見える作品と、実際の作品の方がずっと良い作品があるのも、ちょっと面白いところ。ますます作品展が始まるのが楽しみになってきました。
この作品集は剪画展会場にて販売されます。購入されなくても、是非手にとって見ていただければ…と思っています。