February 19, 2010

お墓参りと甘納豆

お墓参りと甘納豆 あさって成田から出発するので、トランクを宅急便で運ぶべく、空いたスペースにお菓子を詰めていました。ちょうど母が通りかかったので先日頂いた甘納豆を「食べる?」と差し出します。
 「あら、この袋…おじいちゃまの大好物…」と言いかけて、今日は祥月命日だったことを思い出しました。時計を見ると4時。お寺の門は4時半に閉まってしまうのです。慌てて妹も呼び出して、お墓の方に駆け出します。お線香と甘納豆を墓前に備えて3人で手を合わせました。
 生前甘納豆が異常に好きだった祖父、いつもこの紙袋を手にして嬉しそうに食べていました。亡くなってまでも私たちを甘納豆で呼び出すとは…。それでも、普段日本にいない祥月命日にお参りを忘れなくて良かったです。変わらぬ甘納豆の紙袋のおかげですね。


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