歯を抜く

右の下の一番奥の歯を抜きました。もう10年以上も前、ニューヨークに住んでいた頃から問題のあった歯です。隣の親知らずとくっついているところから虫歯になったり、神経を抜いた時に奥に少し残ってしまったり、ヒビが入ってグラグラしたり…。最後は完全に2つに割れていました。おまけに虫食いの後まで…。
抜いてみると、何だか自分の一部だった事が信じられない気がします。思ったより大きい…。それでもこんな小さな部分にずっと悩まされていたのだと思うと、それもまた不思議です。
口の中に抜いてしまったあとの空白を感じながらも、なんと言うか、妙にすっきりした気分。自分の中の一部を問題と共に取ってしまうというのは、意外に空虚で明るい気分であるということに気がつきました。
(写真はちょっとえぐい感じだったので、白黒に色をとばしました。)
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抜歯はその時はほっとしますが、後から歯の噛み合わせがくるったりで歯並びに微妙に影響してきます。
操作の手違いで先ほどのコメントが途中でしたので追加です。
ご帰国後はまたまた超ご多忙の日々お察し申し上げます。二人展はさぞユニークな作品が並んでいることでしょうね。ご成功をお祈りしています。
本当に…できれば抜歯はしたくないですよねぇ…。
まぁ抜くまでのジクジクを考えると、今回は仕方がないのですが…。
干支展の方はようやく準備が整いました。
二人展の方は…まだこれからです。
今回はサンディエゴで制作した作品が中心になっています。
両方ともパンフレットを作りましたので、剪画協会の事務局だよりと共に送ってもらうようにいたします。
また、「青・蒼・碧!」展にお借りした作品はできるだけ早く返送させて頂きたいと考えております。今しばらくお待ち下さいませ。