July 30, 2010
「オノデラユキ 写真の迷宮へ」のアーティストトークを聴きに行く
恵比寿の東京都写真美術館で開催されている「オノデラユキ 写真の迷宮へ」に行きました。会場には1994年から2010年の間に制作された作品のうち代表的なものが、プロジェクト毎に展示されています。以前にギャラリーで見た作品もありましたが、改めて並ぶと圧巻です。2時からは作家のアーティストトークが開催されました。一度見た作品もあらためてアーティストによって解説されると、その意図されるところが良くわかりとても面白かったです。彼女の作品を作るに当たっての発想、コンセプトはとても明快で面白いものだったので、より作品を楽しむことができるようになりました。
確かにアート作品は単体でも楽しめるべきもの…だとは思いますが、やはりその作品についての作者の解説を聴くことは、とても面白いことだと再認識したのでした。
July 29, 2010
ショールーム見学
剪画の展示にどうでしょうか?…とご推薦頂いた空間を見にゆきました。浅草の稲荷町ににあるのですが、とても素敵な空間です。1階がふすま紙のお店になっていて、2階・3階がショールームになっています。メインの会場となりそうな空間は4階にあって、20〜30点の作品が展示できそうな広さでした。ゴージャスなのはその隣にある空間。和室があって、そこに作品の一部を展示したり、お茶を飲んで頂ける空間になっています。その外側はちょっとしたテラスとなっていて、ここにも椅子やテーブルが設置されていました。
作品の展示はもちろん、そのあとに色々な感想を伺いながらくつろいで頂くことができそうです。上野の花見の頃が一番良い季節だという事なので、企画次第では面白い作品展になりそう…。まだ具体的な事は決まっていませんが、色々と考えてみたいと思っています。
July 28, 2010
第26回 日本剪画美術展 無事終了
皆様のおかげを持ちまして、剪画美術展は無事に終了いたしました。かなり暑い日々が続く中、会場までお運び下さいましたお客様に心よりお礼を申し上げます。今回の作品展は飾り付けもスムーズに運び、初日の審査、講評会、懇親会も問題なく進行、次の日の研修会、ワークショップもまずまずの盛況でした。そして最終日の片付けも参加者が多かったためか、いつもより早めに終了することができました。
何となくここまでうまく行ってしまうのは、今までの手馴れた作業を繰り返したためで、チャレンジ精神が足りなかったかなぁ…という気にもなってきます。次回はもうちょっと無理した企画があっても良いのだろうか…と少し余分なことも考えた最終日でした。
July 26, 2010
剪画美術展3日目 順調 そしてカメラ見つかる
剪画展3日目。平日なので土日ほどの混雑はありませんでしたが、ほぼ切れ目なくお客様がお見えになって、なかなか順調な1日でした。毎年来て下さるお客様や、それぞれの会員の生徒さん、ご家族、お友達…。会場内はおだやかな活気に包まれていました。特にお昼前後はランチのお約束があるのか、お客様が多くなります。作品集がボチボチと売れているのも、嬉しいところです。
夕方になって、研修会担当の会員から電話がありました。研修会会場からカメラが見つかったと連絡が入ったと…。昨日私の方から電話を入れた時には見当たらないとの事でしたが、後からもう一度確認して下さったら見つかったのだそうです。早速帰りに寄って帰りました。良かった〜!
作品展の中日も無事に終了です。
July 25, 2010
剪画美術展2日目 研修会
剪画美術展の2日目にあたる今日の午前中は、研修会がありました。熱圧着和紙の彩色方法と、ワークブックの活用方法です。私は熱圧着和紙の彩色のデモンストレーションを担当。片面が糊シートになった和紙を水張りして、アクリル絵の具で彩色するところを実演しました。様々な質問もありましたが、デモは無事終了。後半の実習を楽しみました。
この実演のために様々な素材や道具を用意して来ていたので、作業後参加者の方々に手伝って頂いて分割して会場に運びました。その時にカメラをどこかに置いてきてしまったらしく、気がついたら紛失。研修会場にも問い合わせたのですが、見当たらず。ああ…。(そんな理由で今日の写真は出口会員にお借りしました。)
…しかしこの暑さの中でもたくさんのお客様に作品展にお越し頂きました。本当にありがとうございました。
July 24, 2010
第26回日本剪画美術展開催 作品審査
今日から剪画美術展が開幕しました。朝一番に行うことは、作品審査。7名の審査委員によって作品が審査され、決定され、受賞者は表彰されます。まずはそれぞれの賞について候補者を審査委員が推薦。コンピューターにタイトルや作者名をインプットします。その場で集計し、必要なところは検討を加えて最後に賞を決定するのです。ほぼ全員一致で賞が決まることもあれば、かなり票が割れて意見の交換が必要になることも…。今回の作品展では、全体の作品レベルが上がった代わりに、突出した作品が少なく、審査は難航しました。
そのためかなり微妙な差で受賞が決まっているので、必ずしも賞を受けたかどうかだけが作品の善し悪しとなる訳ではありません。同じ作家の以前の作品や、各賞の意味合いも含めて決定がなされているのです。
そんな訳ですから、あまり賞にこだわりすぎずに、楽しんで作品を作成、鑑賞して頂けたら…と思っています。
July 23, 2010
剪画美術展の飾り付け
9時半に集合ということで家をでたら、最寄り駅でいきなり電車の遅れ。久々に日本の満員電車に乗りました。…そんなことで出足でもたついてしまったのですが、展示の準備の方は極めて順調に進みました。準備の忘れ物もなく、展示上の大きな問題もなく、毎年のとおり作業が行われてゆきます。今日のスタッフはみな毎年の展示に慣れているためか、分担もスムーズで、それぞれにキビキビと動いていました。暑い日ではありましたが、会場での作業は室内だったので、それほど苦にならず…。若手が約2名ほど混じって立ち働いてくれたのも、嬉しいところです。
3時頃に展示を終え、続く理事会、食事会と今日の予定は無事終了。明日からいよいよ5日間の作品展が始まります。お時間がありましたら、是非遊びにいらして下さいね。
July 22, 2010
色々なものを発送
明日はいよいよ日本剪画美術館のためにO美術館で飾り付けを行ないます。今まで準備してきたものをダンボールに5個に詰めて発送準備。出展目録や会場で販売する絵はがきやカッターマット、Tシャツ、それを入れるための包装紙、賞に関係する書類、作品の名札、審査の時に使うためのポータブルのプリンター…。一応リストを見ながら準備してゆくのですが、何か抜けているような気がして最後までダンボールのフタを閉めることができません。さらに研修会用のグッズを大きなダンボールに詰めて別会場用にパッキング。6時過ぎに荷物を取りに来てもらい、箱が出荷された時には思わずホッとしました。
最後に6日間分のおにぎりを握って冷凍し、準備は完了。明日は会場の設営で、明後日から展示が開始されます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
July 21, 2010
第26回日本剪画美術展のご案内
相変わらず、明後日に近づいた美術展の準備をしています。暑いこの時期でお客様に会場までお運び頂けるかどうか、ちょっと心配ですが…。
お時間のある方は是非ともお立ち寄り下さいませ。
第26回日本剪画美術展
2010年7月24日(土)〜28日(水)
10:00〜18:00(最終日は16:00まで)
入場無料
会長による作品講評:24日(土)13:00〜
剪画ワークショップ:7月25日(日)13:30〜 15:00〜(2回)材料費500円
O美術館 Tel:03-3495-4040
[山手線大崎駅東口 大崎ニューシティ2号館2階]
July 20, 2010
今年の剪画展Tシャツ
一昨年までは、剪画展のためのTシャツを私のところで作っていました。コンピューターでポスター用の作品を出力し、熱圧着のマシンでシャツに転写する方法です。が、これが意外と時間と手間がかかって大変なのです。昨年からは、協会の最若手Kenshi君がTシャツを彼自身のデザインで制作してくれるようになりました。ところが今回ちょっとした手違いからプリント屋さんへのオーダーが間に合わなくなってしまったのとの事。で、相談した結果、コンピューターで出力することにしました。方法は以前私が行っていたものと同じですが、作業は全部Kenshi君がやってくれるので、とても楽です。デザインもシンプルでとても素敵。
プリンターの故障などがあって、2日間かかってしまいましたが、本日全作業を無事に終えました。剪画展の会場で販売しますので、気に入ったら是非購入して下さいね。
July 19, 2010
うちわのワークショップ
この1ヶ月の間は、木曜日と土曜日の午前中の教室も開催していますが、不定期なワークショップも開催しています。夏のシーズンなので、うちわに剪画を貼りつける講座が人気です。今日はネット仲間がやってきて、そのうちわを制作。まずは図案を選んで、思い思いに切り始めました。当初は話しながら行っていた作業も、時間が経つうちに切る作業に没頭して、皆寡黙になってゆきます。この切る作業に集中する充実感が病みつきになるようです。
個人個人のペースで切り終わったあとは、色和紙による彩色。ちょっとした色の違いで仕上がる作品の雰囲気が随分変わってくるのです。仕上がってみると各自の個性が感じられる作品となりました。
今年で2回目の参加者もいらっしゃるので、うちわにサインと日付を入れることを提案。毎年1本づつ増えてゆくうちわを眺めるのもなかなか楽しい…という感想を頂きました。
July 18, 2010
暑い熱い一日
今日はとても熱い日でした。車椅子の方が入場できるようにお借りしたスロープ。期間中に車椅子のお二方においで頂き、色々と感想を伺うことができました。傾斜が急なので自走は無理であるものの、介助の人が入ればギャラリーに入って頂けます。また、膝の調子が悪い方も、階段よりはスロープの方が楽に登れるとの事。最低限これくらいのものがあると良いなぁ…と思ったのでした。さらに今日はカレンダーの箱詰めの日。剪画協会の会員10名が集まって狭いアトリエでの作業。例年の事なので昼過ぎに集まって手際よく作業を行い、夕方には終了することができました。暑い中、お疲れ様でした。あたふたしていて写真を撮る暇がなかったのが残念です。
他にも今日はお客様がたくさんお見えになりました。出展者の方やそのお友達、いつもギャラリーをご覧いただいているお客様…。ちょっとバタバタしていてゆっくりお話する事ができなかったのが残念ですが、今回の展示はなかなかのレベルなので、多くの方々に見て頂けて本当に良かったです。
本当に目が回るような暑い熱い1日でした。
July 17, 2010
七菜のドライベジタブル
昨日食事をした七菜での一品です。野菜をスライスして乾燥させたシンプルなものですが、お砂糖をまぶし、3日間かけて仕上げているそうです。ドライベジタブルという名前からドライフルーツのようにかなり乾燥させたものを想像していましたが、意外にしっとりとしています。野菜の味が凝縮され、しかもお砂糖で甘くなっている野菜は、上質なデザートのような感じ。かぼちゃ、人参は甘く煮ることもあるので期待通りの味ですが、かぶやパプリカまでしっとりと甘く、しかも野菜の味がちゃんと出ていて美味でした。
私は野菜を塩漬けにして作りおきする事が多いのですが、お砂糖で味付け、乾燥させた野菜もなかなかのもの。野菜も色々な調理法があるのだなぁ…と新鮮な驚きでした。
入り口のスロープ
剪画アート&スペースギャラリーの入口には階段が5段あります。家兼ギャラリーを建てる時には全く気にしなかったのですが、実際にギャラリーを開いて車椅子のお友達が遊びに来てくれるようになって、バリアフリー化の必要がある事に初めて気が付きました。そんな話をしていたところ、ネット仲間がスロープを見つけてデモ用の機器を取り寄せてくれませした。早速階段に設置してみます。…が、やはり5段は高いので、普通に車椅子の方が自力で登ることはできそうにありません。しかも重くて、大きい!私一人で設置するのは、ちょっと無理のようです。
しかし、とりあえず問題点が明確になったのと、一応スロープなので階段よりはマシな状態になっています。デモ用のものをお借りしているため、明日・明後日までしかギャラリーに置いてありませんが、お時間のある方は、見にいらして下さい。
またこんな状況のギャラリーに良い方法がありましたが、ご連絡いただければ幸いです。
July 15, 2010
やさい家めいで夕食
久しぶりにニューヨーク時代の友人と会いました。お互いの家が近いので、柏駅近くの野菜家めいへ向かいます。まずは、野菜のバーニャカウダ。実際にはこのソースはアンチョビが入っているので食べられないのですが、野菜自体が新鮮で美味しいのでお塩で食べても十分満足できました。続いてアロエのお刺身。トロっとした質感が楽しく、それでいてさっぱりしています。
ガーリックとマスタードが効いたドレッシングでサラダを頂き、焼きおにぎりで締め。デザートはお茶とわらびもち…。
最近日本では、野菜のおいしさを生かしたお店が増えています。メニューには魚や肉もあるし、調味料もベジタリアン用ではないのですが、相談すればお塩やポン酢を使って色々と考えてくれます。野菜そのものが美味しいというのは、とても嬉しいことだなぁ…と改めて思ったのでした。
July 14, 2010
田植え間近(滋賀・高島)
森下 ひろき 作 290×390mm山間の棚田の風景。ここで描かれる水は、風景の一部として静かに水をたたえ、田植えを待っています。動きが生じる前の静謐な空気を感じました。
この作品は、色和紙か、染めた和紙で彩色されています。描かれている緑は、この季節独特の湿った空気を感じさせる色。民家の屋根は暖色系ですが、全体の調和を壊すことなく、落ち着いた色合いを保っています。山間に漂う白い靄もちょうど良い分量で、絵に静かなアクセントを与えています。筆で描く絵画とはまた違った、和紙ならでの風合いがしっくりと良く出ていて、とても剪画らしい彩色だと思います。
風景全体はおおらかな線で描かれているので、この彩色ともぴったり。日本の湿気や土や水の匂いを感じさせる、気持ちの良い作品です。
July 13, 2010
日本剪画作品集Vol.25 が完成
今月24日から始まる第26回日本剪画美術展。出展される作品がほぼ掲載されている作品集が完成しました。毎年の事で、しかも編集・レイアウトを担当していて何十回と見直しているにもかかわらず、完成して改めてページをめくって見るのは、やはり嬉しいものです。今まで見たことのない作風に気づいたり、その人らしい特徴を生かした作品に感心したり…。苦心の跡をみつけて、作者に拍手を贈りたくなることもあります。様々なことが改めて目に付くのは、編集している時とは違って作品を客観的に見ることができるせいかも知れません。
また、作品集でしっかりと頭に焼き付けた作品でも、会場で見るとまた違った迫力を感じることも良くあります。作品集の写真の方が綺麗に見える作品と、実際の作品の方がずっと良い作品があるのも、ちょっと面白いところ。ますます作品展が始まるのが楽しみになってきました。
この作品集は剪画展会場にて販売されます。購入されなくても、是非手にとって見ていただければ…と思っています。
July 12, 2010
本のための撮影
今日から3日間は撮影のための日。…といっても私の本ではなく、剪画協会の石田会長の執筆する本です。最近、各地のカルチャー講座などで講座をもつ会員が増えました。それぞれに協会で発行された図案集やワークブックを活用しながら、剪画の教室を運営しています。が、段々生徒さんが増えるにつれて、教える段階も色々と複雑になってゆきます。それだけに初級から上級にかけての系統的な教科書がとても必要とされているのです。出版社の編集の方、カメラマン、会長とアシスタントの私で、予め組み立てられた構成に沿って次々と撮影をこなしてゆきました。準備するところ、紙を切るところ、貼り合わせるところ…。作業は順調に進み、半分以上の工程が終了。
撮影後、会長と明日の準備や後編の本について細かい打ち合わせをして、今日の仕事を終えました。もう少し先になりますが、本が実際に仕上がるのがとても楽しみです。
July 11, 2010
流水金魚・2
南舘 千晶 作 242×272mm色紙サイズの作品。面白いことに、今回のテーマ「水-Water-」で金魚をモチーフに制作した作家は、3名いました。それぞれに特徴が出ていて、見比べるとそれぞれの個性が感じられます。手法的には一番オーソドックスですが、独特の世界を描かれているのが南舘さんの作品です。
南舘さんは「花金魚」「流水金魚・3」と3点作品を出展して下さいました。その中で、全体のバランスが絶妙だったのがこの作品です。描く線の流れがとても美しいのが南舘作品の特徴ですが、その強みを最大限に生かしています。
優雅に泳ぐ金魚、ゆらゆらと流れる水面、たおやかに風にゆれる柳の葉…。どれをとっても美しく、涼しげです。そして静かながらもそれぞれが、ゆっくりと動いているのが画面から伝わってきて、画面から目が話せなくなってくるのです。
毎年夏になったら、出してきて見えるところに飾っておきたい…そう思わせる作品です。
(「水−Water−」出展作品 2010.7.2〜7.25 於:剪画アート&スペース)
July 10, 2010
教室出展の作品たち
今月24日から始まる日本剪画美術展では、「教室出展」と呼ばれるコーナーがあります。剪画協会の会員が主宰する教室で、剪画を勉強している人たちのためのコーナーです。「剪画教室に通って自分のオリジナル作品が作れるようになってきた。でもまだ大きな作品を作って、他の作品といっしょに自作品を並べるのは、ちょっと気が引ける…。」という方用に設置しました。
サイズは色紙サイズで統一されていて、協会で用意する色紙掛を使うため、額装の必要はありません。作品集には掲載できないものの、出展料も安いので、気軽に出すことができるのです。
基本的には「素朴な作品」が多いだろう…と当初予想されていたのですが、どうしてなかなか…。作品としてとてもまとまっていて、レベルが高く、意欲的な作品も多いのです。大きな作品よりも、むしろ「剪画を始めて見たい…」とお客様の気持ちを駆り立てることもしばしば…。
作品展会場の一番奥に展示されていますので、是非お立ち寄り下さいね。
July 08, 2010
Splash
吉岡 澄 作 298×210mm闇の波間に浮かぶ人魚。そっと振り返り、月を見ているのでしょうか?
丁寧に描かれた人魚が中心に描かれ、海はその流れだけでシンプルに表現されています。色も人魚の鱗の部分にごく淡い色を使っていますが、実は何色も重ねて使ってあって、とても凝っています。
そして空に浮かぶ丸い光は、吹きつけ。歯ブラシと網を使ったとの事ですが、絵の具を飛ばす前に、マスクをかなり丁寧に切って準備をしているはずです。その甲斐あって、淡く微妙に夜空の中に不思議な雰囲気を演出しています。
夢の中の様な1シーン。その姿に見る人はそれぞれの物語を思い描くことでしょう。吉岡さんの作品に女性ファンが多いのも頷けます。
シンプルでありながら、とても丁寧に描かれた珠玉のような作品だと思います。
(「水−Water−」出展作品 2010.7.2〜7.25 於:剪画アート&スペース)
July 07, 2010
ひたすらプリントアウト
作品展で必要になるものは沢山あります。印刷物はすでに手配してありますが、ここでプリントアウトするものだけでもかなりの数になってしまいます。作品名が書いてある札や注意書き、テーマ、作品展の主旨などを説明するパネル類、作品審査の時に使われる審査用紙、賞状、ワークショップのご案内、販売物のリスト…。白黒のものはレーザープリンターで、カラーのものはインクジェットプリンターで出力します。特にインクジェットのプリンターはA2までのサイズがプリントできるので、作品展ではフル回転。かなり活躍してくれるのです。
が、これも時間に余裕をもって用意しないとのちのち大変な事に…。プリンターは思ったよりもゆっくりと仕事をしてくれるし、湿気があるせいか、紙が変な風に巻き込まれて斜めになってしまうこともあります。パネルに貼る時に失敗することもないとはいえず…。
まぁそんなこんなで、作品展の2週間前にはひたすらプリントし続ける訳です。
July 06, 2010
この暑さで機械たちもおかしくなったのか…
今朝から熱圧着紙を作る作業。Tシャツに熱で絵を転写する機械を使い、和紙の裏に熱で溶ける糊シートを装着します。温度を指定し、何秒かたったらブザーがなるようにタイマーを設定しました。最初のうちは調子良く動いていたのですが、途中から3秒くらいでブザーが鳴るように…。このブザーはものすごくうるさいのです。仕方なく電源をオフにして作業。鉄板の熱が下がってきたらまた電源を入れます。そんな作業の様子を写真に撮ろうと、先日修理したばかりのカメラでシャッターを押したら、動かず。ちゃんと画像が映っているのに、なぜかシャッターだけがおりないのです。
気を取り直して携帯用のインクジェットを起動したら、目詰まり。何度ノズルのクリーニングをしてもプリントされません。サポートに電話をかけて、中のカートリッジをチェックしてみたら、ちょっと歪んでいて自分では直せず。ああ…。
この暑さで機械たちもおかしくなったのか…。明日はまたサービスセンター行きです。
July 05, 2010
佐原
柏木 繁也 作 245×320mmカラーの作品が多い「水−Water−」点のなかで2点出展されたうちの1作品です。
水面は黒く切り残され、その中にわずかに写る杭や、小さな波が光を反射している部分が切り抜かれています。上に描いている建物がどっしりとしているだけに、このちょっとした水の表面の白い部分が全体の中でチラチラと動いているように見えるのです。剪画のモノトーンの作品において水の表現はとても難しいのですが、最小の表現で効果をあげている例といえるでしょう。
今は少なくなった日本的な風景ですが、どこかで見たような懐かしさを覚えます。そんな懐かしさ、温かさが剪画の魅力の1つであると言って良いでしょう。佐原に行ったことがある方もない方も、この心の古里である風景を楽しんで頂けることと思います。
(「水−Water−」出展作品 2010.7.2〜7.25 於:剪画アート&スペース)
July 04, 2010
今日のギャラリー
湿度が高く、しかも夕方には雨も降ったりする日曜日…。こんな中でもお客様がお出かけ下さったのは、とてもありがたいです。昨日まではギャラリーのドアと窓を開け、風を通していたのですが、今日は後半から冷房を入れました。やはりロサンゼルスよりも湿気がある分、とても暑く感じます。教室の生徒さんのお友達や、いつもお孫さんといっしょに訪ねて下さる方、ネット仲間や作家さんのお友達…。比較的途切れなくお客様がお見えになりました。夕方からいらした出展者の一人Sabさんは楽器持参。他のお客様の邪魔にならないように見計らいながら、色々と取り出して演奏してくれました。
ちょっと犬のお散歩がてら立ち寄ったり、世間話をしたり、時には楽器を演奏したり…ギャラリーがそんなちょっとした立ち寄りどころになってきているのが嬉しい今日この頃です。
