December 04, 2024

へびとリボン

へびとリボン宮本 真理 作 235×170mm
“A Snake and the Ribbon” by Mari Miyamoto

 今回の干支展では蛇をどのように描くか…というところが、作家さんたちの腕の見せ所でした。蛇の顔を愛嬌があるものにしたり、ピンクや赤の明るい色を持ってきたり、神聖な白い蛇を描いたり…。そんな中で、蛇をサラリとデザイン的に処理したのが、宮本さんの作品です。
 リボンと組み合わせることによって、蛇らしいラインを描きつつも、おしゃれで軽快な感じに…。背景には明るい黄色と雪の結晶を組み合わせてモダンな感じに仕上げました。彩色もラインを微妙にずらして動きを演出。お洒落な部屋に似合いそうな作品となっています。
 干支の蛇にも様々な表現があるので、ぜひ見比べて見てくださいね。作品展は土曜日までです。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

Posted by sengaart at 21:58Comments(0)剪画作品紹介 


December 02, 2024

巳梅崎 ゆう 作 242×272mm
“Mi - Snake” by Yuu Umezaki

 色紙の中にいつも15×15cmという定型のサイズの枠を作りそこに作品を制作している梅崎さん。今年は皆勤賞で、すべての作品展にこのサイズの作品を出展してくれました。
 茶色と水色の蛇が交差しているこの絵、一見シンプルに見えますが、蛇の形を考え、交差させたり、上下を逆にしたり、90度づつ片方を回してみたり、色々と実験をして、最後に落ち着いた形だそうです。蛇の舌を付けるかどうかでかなり迷ったとのことですが、最後は舌をつけずに目だけを切り抜きました。
 茶色の紙の色と水色とピンクのまだらに彩色された紙の色の取り合わせが美しく、作者のセンスを感じさせます。版画の版ずれのように少しずつずらして下の青やピンクの紙が見えているのも、彼女ならではの細かい配慮でしょう。
 シンプルながら、見るものが引き込まれる、魅力あふれる作品です。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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December 01, 2024

ヴィーガン弁当

ヴィーガン弁当 今日はランチにビーガン弁当を頂きました。Klasinaというお店のお弁当で、ボリュームたっぷり。車麩フライやヴィーガンタンドーリ、コロッケなどに加えてちょっとした箸休めの野菜も入っています。主菜が茶色系が多いのですが、ニンジンや赤大根、グリーンの葉などが随所に配置されているので、見た目も綺麗で食欲をそそります。ご飯はもちもちの玄米ごはん。少し多いかな…と思いながらも、あっという間に完食してしまいました。
 ビーガンのお店なので、安心して食べられる上に、自分ではなかなか作れないような品数の多さ。とても幸せなランチタイムとなりました。  

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November 30, 2024

宝船

宝船高橋 隆 作 242×272mm
“Trasure Boat” by Takashi Takahashi

 高橋さんは毎年行われている干支と縁起物の作品展に、何度か宝船の作品を出してくださっていますが、今年は巳年ならではの作品を出展しています。船の帆桁のところに紅白でねじねじになった蛇。そして船首のところにも蛇の頭が楽しそうに行先を見つめています。お人形さんのように可愛らしい七福神の姿が、この船にピッタリです。
 あえて周囲の黒の面積を多く取って剪画らしい画面づくりをしているところや、背景に質感のある赤を使ってお正月らしい賑わいを出しているところなど、随所に高橋さんならではの細かい配慮が見られます。お正月に家の中に飾っておきたくなるような、明るく楽しい作品です。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 29, 2024

かなへびと縁起物

かなへびと縁起物大野 愛 作 210×279mm
“A Japanese Grass Lizard and Good Luck Charms” by Ai Ohno

 かなへびは蛇の仲間ではなく、トカゲの仲間だそうです。それでも名前がヘビなので、干支の中に入るでしょうか?大野さんはあえてこのかなへびを描く対象として選びました。それでいて模様には蛇を表現する鱗柄。それも涼しげな水色と金・銀を使い、スマートにまとめています。
 また、干支とお正月のおめでたさを表現するために富士、福袋、打ち出の小槌などを配置。それぞれに丁寧に描いて彩色してあります。そして決め手となるのは背景の赤です。手漉き和紙で鮮やかな朱と赤の中心くらいの色で染められた紙があったので、それを使いました。写真ではわかりにくいのですが、太い紙の繊維なども漉き込まれていて、質感のある和紙です。
 ちょっと変わり種のかなへびと縁起物。それでもなおおめでたさ満載の鮮やかな作品に仕上がっています。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 28, 2024

花と仲良し

花と仲良し居木井 啓子 作 242×272mm
“My Best Friends” by Hiroko Ikii

 南国の花のように、色合いも個性も強い花々。一見、花束のようにも見えますが、良く見るとその背後にはしっかりと蛇がいます。その瞳は丸く、なかなか愛らしい顔立ちをしていますが、実際に花を見ていてその後ろから蛇が現れたらちょっとびっくりしますよね。実際にギャラリーでも、花束だと思いつつも良く見たら蛇がいた…と少ししてから気づく方も多いようです。
 居木井さんは、多くの人々に恐れられている蛇を描くのなら、華やかな色合いの花々といっしょに…と思い、この絵を描いたとのこと。鮮やかな色を組み合わせ、個性豊かな花々と、蛇の鱗は一体となって一つのオブジェのようにも見えます。花々と仲良しの蛇なら、私たちもお友達になれそうですね。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 27, 2024

白蛇と弁財天 1

白蛇と弁財天 1六郷 もと 作 280×400mm
“White Snake and Saraswati 1” by Moto Rokugo

 今回の作品展では、神様のお使いとして白い蛇が多く描かれています。その中でもひときわ華やかでパワフルなのが、この作品です。
 白い蛇は弁財天のお使いとして、古来からよく絵画に描かれているようです。学問や音楽芸能の神様である弁財天と白い蛇は、とても見色的な組み合わせ。六郷さんは、この弁財天の衣服に繊細な柄をカッティングして、丁寧に彩色しました。さらに蛇を翻る布とともに飛翔しているかのように描き、躍動感を表現。まさにお正月にふさわしい、華やかでおめでたい作品になりました。
 六郷さんは、同じデザインの弁財天を2枚制作し、違った色で彩色しています。さらに少し小さなカレンダーサイズのものも…。ギャラリーではこれらの作品を見比べながら楽しんでみてください。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 26, 2024

竹のへび

竹のへび戸張 禮子 作 235×170mm
”Bamboo Snake” by Reiko Tobari

 この作品を見て、懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか?昔はよく、見かけた竹で作られた郷土玩具です。蛇の尻尾のところをもってゆらゆらと動かすと生きているかのように動きます。
 戸張さんは、この竹蛇の素朴さを生かすために背景に生成りの和紙を使い、そのクネクネとした動きを表現するかのように、白や金色の渦巻きを貼りました。少し緑色が暗めなのですが、竹の切り口のところに明るい色を配し、「巳」という文字を赤で切り抜いて置いたことによって、全体に力強くお正月らしい雰囲気が出ています。
 日本的なお正月を郷愁を持って表現した素敵な作品です。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 25, 2024

福へび

福へびnori 作 148×210mm
“The Snake of Good Fortune” by nori

 いつも干支と伝統柄を組み合わせて作品を制作しているnoriさんの作品です。作者のコメントに「へびの正面顔はかわいい。」とある通り、花の後ろから覗く蛇の顔は可愛らしくて、何となくユーモラス。考えてみれば蛇の正面にまわってその顔をじっくり眺める機会は滅多にないので、私たちの知らない蛇の顔かもしれませんね。
 写真ではわかりにくいのですが、この作品は2層になっています。手前の額のガラスに白い輪郭の菊の花が貼り付けてあり、そこから1.5cmくらい奥に蛇や赤いの花、模様がセットされています。そのため、花の向こうから覗いている姿がかなり立体的に見えるのです。
 ただ残念なことにスキャンをすると奥の図柄に光が届かず、少しくすんでしまいます。実際の作品はこの写真よりもずっと鮮やかで魅力的。ぜひギャラリーで実物を鑑賞してくださいね。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 24, 2024

葛飾区美術会 2024秋季展 日曜日

葛飾区美術会 2024秋季展 日曜日 今日の午前中は秋季展の当番だったので会場に詰めていました。日曜日はお客様がいらっしゃることもあって、当番ではない作家さんたちも会場に来ます。色々なお話を伺うことができて、とても豊かな日となりました。
 葛飾区美術会は年に1回か2回の作品展が顔を合わせる場なので、あまりお話する機会がない会員の方も…。こうした作品展会場での会話は、懇親会とはまた一味違います。他の作家さんのお客様が間接的な知り合いだったり…地元の会ならではの広がりと楽しさもありました。
 秋季展はかつしかシンフォニーヒルズのギャラリーで30日まで開催中です。  

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November 23, 2024

葛飾区美術会 2024秋季展

葛飾区美術会 2024秋季展 搬入 今日から「葛飾区美術会 2024秋季展」。朝9時に集合して、飾り付けを始めます。秋季展は5月に開催される「葛飾の美術家展」と違って小作品が中心となるため、作品点数が多く、全部で70点が出展されました。そのため作品の位置決めには、思ったより時間がかかりました。大きな作品と小さな作品をある程度混ぜながらも、お互いを引き立て合えるように配置するのには、なかなか難しい作業です。それでも一度作品の場所が決まってしまえば、あとの仕事はスムーズに進みました。
 12時からギャラリーがオープンするため、展示が完了する前に会場を後にしましたが、明日の朝は当番なので、じっくり展示を堪能したいと思っています。秋季展はかつしかシンフォニーヒルズのギャラリーで30日まで開催中。お近くにお越しの説はぜひお立ち寄りください。  

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November 22, 2024

先を読む

先を読む大内 美佐子 作 200×260mm
”Anticipation” by Misako Ouchi

 この作品は、今回出展された作品の中で、一番蛇らしい皮を表現していると思います。背中の細かいうろこ、蛇腹の表現…蛇が嫌いな人にはちょっとリアルすぎるかも知れません。が、それでも蛇の威圧感がないのは、黒目の大きな丸い目と、レースのように繊細に描かれた花の装飾のせいでしょう。全体には先を見つめる聡明な生き物…という印象を受けます。
 ギャラリーでは窓際に置いてあるので、花の部分がもう少し明るくピンク色に見えます。この繊細なラインの一つ一つとピンクの色合いが作品全体を華やかで優しげに演出しているのです。
 大内さんは、今回干支作品2点とクリスマス作品1点を出展してくださっています。もう1点の「幸せ運ぶ白い蛇」も素敵な作品なのですが、白い和紙を切り抜いて、白い紙の上に貼っているので、残念ながら写真ではわかりにくいのです。ぜひ実物をご鑑賞いただけたら…と思っています。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 20, 2024

flatbakeryさんとクリスマス剪画

flatbakeryさんとクリスマス剪画 昨日、flatbakery さんにクリスマスの作品を掛けに行きました。クリスマスオーナメントを描いた作品2点。1点は日野さん、もう1点は私が制作しました。
 日野さんの作品は、現在ギャラリーにあるクリスマスツリーにかかっているものと同じデザインです。オーナメントの随所に色を入れ、背景は可愛らしいパステルカラーの和紙を使っています。私の方は花々をクリスマス風の色合いでアレンジしたもの。背景はイブの夜らしく紺色を配したので、緑色のオーナメントが見えやすくなるように銀色の雪の結晶を配しました。
 この2点をLAで買った古風な額に入れたら、いっそうクリスマスにふさわしい作品となりました。flatbakeryさんでは、ちょうど今週末あたりからシュトーレンを売り出すとのこと。風も冷たくなってきて、少しずつクリスマスらしい雰囲気になってきましたね。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース
  

Posted by sengaart at 21:43Comments(0)剪画ギャラリーの仕事 


November 18, 2024

巳どし

巳どし青山 政枝 作 242×272mm
“Year of the Snake“ by Masae Aoyama

 青山さんも他の作家さんたちと同じように、蛇の図柄が明るく、楽しげになるように気を配っています。背景には仏の徳を象徴する宝珠を描き、明るい色で彩色。この宝珠は民衆の願いを叶えてくれ、病気や苦しみを癒してくれるとのこと。蛇も神の使いとされる白色で、写真ではわかりにくいのですが、銀色の柄が入った上品な和紙を使用しています。そして中心の蛇は形をシンプルに描き目をクリッとした感じで可愛らしく描きました。
 蛇が咥えているのは開運の小判。そして背景に入れた福の文字や、松竹梅の柄は青山さんが毎年干支作品に入れている縁起物です。
 このおめでたい絵柄にあやかって、新しい年が素敵な年になりますように。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

Posted by sengaart at 21:36Comments(0)剪画作品紹介 


November 17, 2024

暖かい秋にも彩り

暖かい秋にも彩り 明日から少し気温が下がるようですが…とりあえず今日は暖かい日。陽射しが降り注ぎ、風にも冷たさを感じません。本当にお散歩日和で、水元公園は散策する人々とわんちゃんたちがいっぱいでした。
 冷え込む日が少ないのため、樹々の葉は例年よりもゆっくりと変化しているようです。駐車場の紅葉はかなり赤くなっていましたが、メタセコイアはまだ色が変わっていません。イチョウは樹によって色合いが違っていて、まだまだ黄緑色の樹もあるものの、青空に黄色が生えている樹も残っていて、例年に比べて変化が遅い感じ。
 あまり実感はありませんが…それでも秋は少しずつ葉々の色彩を変えていっているようでした。  

Posted by sengaart at 21:22Comments(0)四季の風景 


November 15, 2024

11月の教室:クリスマスオーナメント

11月の教室:クリスマスオーナメント 干支展の準備で11月の教室用の図案を準備する時間がありませんでした。そこで日野さんにSOS。彼女がクリスマスツリーのために作ったオーナメントの画像を教材として使わせていただきました。日野さんは全部で11つのデザインを制作しましたが、そのうちのヒイラギ、天使、ベルのデザインをピックアップ。あまりにも細かい部分は少し省略して切りやすくしました。
 ギャラリーのオーナメントは赤一色で制作されていましたが、色紙作品を作る時は緑、金、白、銀色などを足してカラフルに…。雪の結晶も足して。それぞれに個性的な作品を完成させてくれました。
 街でも少しずつイルミネーションが準備されています。まだあまり寒くありませんが…クリスマスは近づいてきているんですね。  

Posted by sengaart at 21:32Comments(0)剪画教室など 


November 14, 2024

昇運招富

昇運招富日野 晴美 作 297×420mm
“The Bringer of Rising Prosperity and Greater Fortune ” by Harumi Hino

 来年の干支である蛇はあまり写実的に描くと怖くなってしまいます。そのため、作家さんたちは工夫を凝らして描きました。日野さんの場合、もともと可愛らしい絵柄が得意なので、この蛇をキュートに描くのもそう大変なことではなかったのではないかと思います。
 色彩も柔らかめ。輪郭は真っ黒ではなく、少し茶色がかった色ですし、梅のピンクや松の緑も原色ではなく、和紙らしい落ち着いた色味を選びました。また、背景には柔らかいサーモンピンクで、黄色がぼかしで入った和紙を使っています。
 このピンクの背景の上には、少し透ける白い和紙で「巳」の文字が入れてあります。小さな画像ではわかりにくいので、ぜひ実物で確認してみてください。運が上がり、富が招かれてくるような…おめでたい「巳」の作品です。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」出展作品  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

Posted by sengaart at 21:20Comments(0)剪画作品紹介 


November 13, 2024

「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展 開始

「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展 開始 今日から干支2025巳展が始まりました。作品展数は39点と、年間では一番多いものの、干支展としては、そう多い方でもありません。やはり来年の干支が蛇であるためでしょうか?
 蛇そのものを好きではない方も多いため、作家さんたちも蛇を可愛らしく描いている方が多いです。目をクリッとさせて愛嬌のある表情にしたり、蛇を短く描いてとぐろを巻かないようにしたり…。その甲斐あって蛇がずらりと並んでもその恐ろしさや不気味さを感じない作品展になりました。
 作品数はそう多くないものの、クリスマスの作品も力作が揃っています。剪画アート&スペースの今年の締めの作品展、ぜひお出かけください。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

Posted by sengaart at 21:17Comments(0)剪画ギャラリーの仕事 


November 11, 2024

2025年 卓上カレンダー

2025年  卓上カレンダー 前回の作品展からギャラリーに置いてありましたが…来年の卓上カレンダーができました。毎年お世話になった方や生徒さんたちに配るために制作していますが、ギャラリーで販売もしています。
 ここ1年で撮影した写真と、教室で使った剪画図案をアレンジして合成。教室の生徒さんたちには見覚えのある図案ばかりです。毎月のコロナ禍の時は旅行に出かけなかったので、ほぼ水元公園の写真でしたが、来年のカレンダーには旅先で撮影した写真も入りました
 今年の作品展も次の干支展で終了。1年があっという間に経ってしまいますね。カレンダーの季節になるといつもそう思います。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  



November 10, 2024

ビーガン仕様

ビーガン仕様 以前に比べると外食でプラントベースや、ビーガン仕様の食事や食べ物を摂りやすくなってきました。インバウンドのおかげで、そういったお店やメニューが増えているような気がします。
 東銀座のアインソフはビーガンレストランなので、安心して食事できるところ。ランチでいただいたベジカツプレートはベジカツは玄米に合っておいしかったです。北千住の蓼科庵では、精進そばと野菜の天ぷらセットがあって、こちらも美味。出汁には昆布と椎茸を使っているそうです。自分で数種類の天ぷらを揚げるのは大変なので、とても嬉しい組み合わせでした。
 今日スタバで聞いてみたら、バナナの米粉ロールケーキがプラントベースだとのこと。早速食べてみたら、柔らかくふわふわの生地にバナナの香りのクリーム。ベジ仕様だと思えないおいしさでした。
 こうしたお店が増えるのは嬉しいですね〜。  

Posted by sengaart at 20:59Comments(0)べジィな食卓 


November 09, 2024

黄色に色づく葉

黄色に色づく葉 朝夕、急に寒くなってきました。…とは言えお天気の良い日の昼間は秋らしくて気持ちの良い日。お散歩日和です。水元公園はそろそろ紅葉の時期かな…とは思ったのですが、今年はずっと暖かかったためか、まだ赤くなっている葉は少なく、ところどころ黄色くなってきている感じでした。
 夏が長くなってきて、居心地の良い秋の日が少なく、気がつくと冬になってしまう…最近はそんな感じで季節が移ってしまいます。そのため、今日のような気持ちの良い日は外で過ごす時間を楽しむ人でいっぱいでした。
 気持ちの良い日には、ぜひお散歩におでかけください。剪画アート&スペースでは、水曜日から干支展が始まります。皆様にお目にかかるのを楽しみにしております。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

Posted by sengaart at 22:01Comments(0)四季の風景 


November 07, 2024

クリスマスツリーのセッティング

クリスマスツリーのセッティング 毎年干支展では、クリスマスの展示も同時に行うので、ギャラリーにはクリスマスツリーも飾ります。昨年は水色の紙で作家さんたちに飾りを作ってもらいましたが、今年は赤にしました。
 今日はクリスマスツリーを出してきて、日野さんと共に飾り付け。作り手によって、可愛らしい柄、幾何学的な柄、細かい柄…と色々あって楽しいです。実はまだ全部集まっていないので、間隔を開けて枝に下げました。少し暗めの赤ですが、クリスマスツリーの深い緑にはマッチ。ちょっと大人っぽい感じの色合いになったと思います。
 飾りは作家さんが直接持ってきて飾ることもあるので、最終日に近い方が賑やかになるかも知れません。干支作品と共にクリスマスのオーナメントも楽しんでくださいね。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 05, 2024

干支展 準備中

干支展 準備中 11月13日から始まる剪画展「干支2025巳+縁起物+クリスマス」の作品が揃いました。日野さんに手伝ったもらって、額装も完了。「パン」展の作品をはずして、展示の準備に入っています。今年は思ったよりもクリスマスの作品が少なくて、干支の蛇の作品は多め。どちらもカラフルで、賑やかな作品展になるのではないかと思います。
 …とは言え、作品展示の間にパンフレットの入稿を済ませる必要があり、展示がちゃんと完了するのは来週の頭になりそうです。クリスマスツリーも飾らなくては…ね。
 この時期がくると、毎年1年が早かったなぁ…と思います。今年もあと2ヶ月ですが、干支展もよろしくお願いいたします。

(「干支2025巳+縁起物+クリスマス」展  2024.11.13〜12.7 於:剪画アート&スペース)  

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November 03, 2024

虹の果

虹の果 お土産に滋賀県のイチゴをもらいました。ブランドネームは虹の果。滋賀県は琵琶湖があり、四方を山に囲まれているので虹が出やすいのだそうです。
 ケーキや大福などに使用するために作られていて、あまり市場には出ていないとのこと。水耕栽培なので、温度、肥料、光源などを徹底して研究し、数値化して安定した質と量を生産できるのだとか…。すごい時代になっているのですね。
 イチゴは果肉がしっかりしていて、甘味と酸味があります。お菓子用のイチゴはこの酸味が大切なのだそうです。イチゴだけで食べましたが、確かに生クリームをつけて食べてもおいしそう…。久しぶりにおいしいイチゴを楽しんだ夜でした。  

Posted by sengaart at 22:36Comments(0)べジィな食卓 


November 02, 2024

「パン –生命の糧–」展 終了です

「パン –生命の糧–」展 終了です 10月9日から始まった「パン –生命の糧–」展は、本日無事に終了しました。最終日は雨。しかも夕方激しくなるとあって、お客様は少なかったです。が、その分昨日に訪れて下さって、会期全体では多くの方々にお越しいただきました。
 いつも絵葉書を買ってくださるお客様は、パンの絵柄を気に入ってたくさん買ってくださいました。また、これからパン屋さんに寄ります…といって帰られる方も…。作品展のテーマによって、交わされる会話や、いらっしゃる方の行動が違ってくるのも面白いところです。
 ここで展示された作品のうち、小さなものは、クリスマス、お正月後に少しずつflatbakeryさんに飾っていただく予定です。今回見逃された方は、来年にパン屋さんの方にお出かけいただければ嬉しいです。
 ご来廊、ありがとうございました。  

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