June 28, 2017

狸村の鳥居

狸村の鳥居小柳 欣也 作 350×490mm

 夕焼けの空の下、山の社に続く鳥居。その鳥居をくぐるのはタヌキさんたち。想像上の景色ながら、どこか懐かしくなるような風景です。
 「どうしたらこんな世界を思いついて、描くことができるのかしら?」と質問する方が何名かいらしたので、今日来廊された小柳さんに伺いました。小柳さんは各地の風景の写真や絵本などを眺めている時に、様々な世界の風景が頭の中に浮かんでくるそうです。それらの風景と登場人物(動物)を構成し、なるべく現実の世界に見えるように描くとのこと。小さな種から大きな小柳ワールドが育っていくようです。
 夢があって、ストーリーが浮かんでくるような小柳さんが創造する風景、絵の前に立ったら是非その中に入り込んで見て下さい。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
  

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June 27, 2017

さ♡くら

さ・くら小山 和男 作 242×272mm

 蔵のある日本家屋、積まれた石垣、菜の花、そして咲き誇る桜…日本の春の風景です。
 切り抜く部分を最小限にして、道や家の側面、石垣、桜の花々の間など、黒い部分を多く取っています。そのため、絵全体にどっしりとした安定感が出て、剪画らしい作品となりました。黒い輪郭線の中に浮かび上がる壁の白、菜の花の黄色、そして桜のピンクはとても鮮やかで綺麗です。
 教職に就く小山さんにとって、桜の季節はいつも格別な季節なのでしょう。新しい生活が始まり、その緊張感と喜びが子どもたちの表情に現れる春…。作者にとってとても重要な意味を持つ桜の風景なのだと思います。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
   

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June 26, 2017

ポテトとズッキーニのチーズ焼き

ポテトとズッキーニのチーズ焼き 妹と姪っ子が夏休みで遊びに来ていて、夕食にポテトとズッキーニのチーズ焼きを作ってくれました。最近二人は野菜料理が多く食べるようになり、中でもこのお料理がお気に入りだそう…。
 ちょうど今の時期ズッキーニが安くなってきたところ。植物由来のレンネットを使ったチーズが家にあったので使ってもらいました。ポテトを薄切りにして先にオーブンで焼き、ズッキーニを加えて更に焼き、チーズと塩、胡椒を散らして焦げ目を付ける…。しばらくすると良い匂いが漂ってきました。
 ホクホクとしたポテト、とろりとした感じに焼きあがったズッキーニ、そこにチーズが加わってなかなかのバランス。シンプルだけれどとてもおいしいベジ料理なのでした。  

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June 25, 2017

空と海と…

空と海と…日野 晴美 作 400×297mm

 今回の「私の風景」展では、旅行先の風景や思い出の風景を描いた方も多かったのですが、日野さんが描いたのは心の中の風景です。果てしない空と海、そしてそこを自由に飛ぶのは大きな羽を持った鳥。繊細な模様を彫り込まれた鳥は優雅に、そして力強く飛んでいるようです。
 背景の空は少し地紋のある水色の和紙、そして海にはグラデーションが入った雲龍の和紙を使いました。どちらにも和紙独特の柔らかい風合いがあります。鳥に使った和紙は作家自身がカラーインクで虹色に染めた和紙。カラフルで日野さんらしい色合いだと思いますが、染めた紙が薄かったので、少し背景の暗い色合いの影響を受けてしまいました。少し厚めの白い和紙に一度張り込んでからカッティングすれば、さらに鮮やかな赤系の色が出たと思います。
 心の自由を表現した美しい作品です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
   

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June 24, 2017

6〜7月の教室:夏のフルーツ

6〜7月の教室:夏のフルーツ 梅雨の時期に入りましたが、そろそろ教室で制作するのは夏の絵柄です。昨年七夕や熱帯魚を作ったので、今年はフルーツにしました。パイナップルをメインにグレープフルーツ、キューイ、いちご、ブルーベリー…。下書き時にはスイカも描いたのですが、比率的に大きく、画面の中に収まりきらなかったので省略しました。
 彩色方法は3通り。色むらのある和紙を使って、輪郭だけを描くもの。黒い輪郭を切り抜いてむら染の和紙で大まかに和紙をあてがうもの。こげ茶色の輪郭に細かく色を配置してゆくもの…。最後の方法は少し時間がかかるので、1回の教室では完成させるのは難しいようです。
 色むらがある和紙を切り抜いて輪郭だけで描く方法は、面白い色合いの和紙があれば、ポップでなかなか楽しい仕上りになります。一見パイナップルには見えないような色合いでも、仕上がると面白い効果が出ることも…。お気に入りの色合いを選んで制作してもらえたら…と思っています。  

Posted by sengaart at 21:31Comments(0)TrackBack(0)剪画教室など 


June 22, 2017

夕方の水元公園

夕方の水元公園 ギャラリーが終わってから水元公園へ。菖蒲祭が終わった公園は以前の静けさを取り戻し、薄暗くなってきた夕方はお散歩の人も少なめです。
 今年は早くから花が開いたようなので、もう菖蒲はなくなってしまったかな…と思ったのですが、かなりの花々がまだ開いていました。少し枯れた花も混ざっているものの、日中にはそうした花々を摘んで手入れもしているそうです。
 梅雨だというのに雨が少ないせいか、紫陽花はいまひとつ迫力がありませんでした。その年の気候によって、公園の風景は少しずつ違ってくるのだなぁ…と思いながらゆっくりと園内を歩きます。昼間の暑さはおさまって、水辺の風はさわやかでした。
 まだ1週間くらいは菖蒲の花が楽しめそうです。あまり暑くない時間帯を狙って、ゆっくりと公園をお散歩するのも楽しいかも知れません。  

Posted by sengaart at 23:23Comments(0)TrackBack(0)四季の風景 


June 21, 2017

湖面に浮かぶ

湖面に浮かぶ石川 孝 作 285×410mm

 タイトル通り湖面に浮かぶヨット。向こうから日が射して湖面はキラキラと輝いています。石川さんは霞ヶ浦に何回も足を運び、スケッチをしてこの作品を制作したそうです。
 モノトーンと青系の色のみが使われ、色彩はごく抑えめ。黒い和紙を切り抜いてその上から青い絵の具を網ブラシでかけて湖面の微妙な色合いを出しました。画面の真ん中の強い光と共に、水面の表面のきらめきの方も繊細なタッチで切り抜き、きらめく湖の美しさをうまく表現しています。
 ヨットの帆はもう少し影が入った方が光の方向を表現できる気がしますが、この帆の白さが絵全体に安定感を与え、青と黒と良いバランスを保っています。
 心に響く風景を描いた印象的な作品です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
  

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June 19, 2017

海王丸

海王丸岩崎 裕子 作 272×242mm

 現在富山に住んでいる岩崎さんが描いた海王丸。富山県射水市にある海王丸パークでは、29枚の帆を広げた海王丸を見ることができるそうです。新湊大橋をバックに、白い帆を張った美しい帆船。そして背後には真っ青な空と真っ白な雲…。夏にふさわしい美しい風景です。
 色紙サイズのそう大きくない絵なので、船の帆や網目の部分は、とても細かいカッティングになっています。が、帆の下の部分に黒い影をしっかりと付けているので、塗り絵のように平板な感じにはならず、どっしりとした船の存在感が出ました。
 長年住んだ首都圏から故郷の富山に居を移した岩崎さんが、改めて故郷を探検して描き出した魅力的な作品です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
 
  

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June 18, 2017

美しい箱とマカデミアナッツ

美しい箱とマカデミアナッツ ハワイのお土産に頂いたマカデミアナッツはとても素敵な箱に入っていました。箱の正面には細密画のヤシの木、開けると中には半透明の紙にやはり植物の絵が…。どちらも繊細で美しい色合いです。
 中に入っていたマカデミアナッツはホワイトチョコレートでコーティングされたもの。ちょっと甘めですが、それがマカデミアナッツとピッタリ合って、1つつまむと止まらなくなってしまうくらい…。とてもおいしかったです。
 お菓子はそのものの味ももちろん大事ですが、こうしたパッケージがとても大きな意味を持ちます。観光地に行ってもなかなかここまで凝った演出のお菓子は見つからないもの…。さすがハワイのホテルのお菓子…と感心したのでした。
  



June 17, 2017

眠り姫の森

眠り姫の森南舘 千晶 作 210×297mm

 南館さんが「私の風景」として選んだのは物語の風景。コメントには「昔々あるところの黒い森の奥深く、いばらに囲まれたお城があって、美しいお姫さまが眠っている……」とあります。作者にとって最も印象に残った風景を作品にしたのだと思います。
 この作品は箱型の額を使っており、奥に紺色の紙で物語の中のお城を、手前に鮮やかなコバルトブルーでいばらの花々を設置しています。シャッキリとした立体感を出すためには和紙よりも洋紙の方が効果的。色味も鮮やかで今回の作品に似合っています。正面からだとわかりにくいのですが、斜めから見ると飛び出す絵本のように半立体的な厚みを感じることができます。
 心の中に広がる物語の世界を繊細に再現した魅力的な作品です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース

  

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June 15, 2017

夢ゆめはことごとく…

夢ゆめはことごとく…結城 公子 作 420×310mm

 今回の「私の風景」展では、現実的な風景画と心象風景に近い絵柄の作品があります。心象風景の中で、最も個性的なのがこの作品です。
 結城さん自身のコメントは「色々やりたいことが沢山ありましたが、それぞれ水の泡となりました」。タイトルもかなりインパクトがありますが、コメントもスゴイです。果たせなかった夢…言葉は少しネガティブな響きがありますが、実際の絵はとてもユーモラスで、カラッとした明るさすらあります。それは長年できることをキチッとやりながら、さらに新たな夢を抱き続けた結城さんの人生を語っているようでもあります。
 山登りの図、カーレースに挑んでいる姿、タンポポの綿毛に乗って飛ぶ様子…。そして周囲に飛び交うのはたくさんのバブル。生き生きとして楽しげな描写は、キリッとしたモノトーンにとても似合っています。見るものを惹きつける力を持った、素敵な作品です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
  

Posted by sengaart at 22:32Comments(0)TrackBack(0)剪画作品紹介 


June 14, 2017

野菜料理とジャズのライブと

野菜料理とジャズのライブと 昨夜は友人とライブを聞きにでかけました。ライブ会場に近いベルマーレカフェで夕食。オリーブやブロッコリーなど野菜料理をオーダーします。ベジタリアンなので…と相談してベジピッツアを頼んでおいたら、フレンチフライもラードではなくベジオイルを使ってくれました。その心遣いに感謝。
 吉田次郎さんのライブはいつもながらお客様が多く、熱気でいっぱい。その熱い演奏とクリスピーな音色に酔いしれました。滅多にライブにはでかけることはないのですが、家の中で仕事をしていると、時にはこうした刺激が必要だなぁ…と改めて思いました。
 野菜料理と友人とのおしゃべりと、ライブの音色と…五感に刺激を受けて楽しんだ夜でした。  

Posted by sengaart at 23:50Comments(0)TrackBack(0)日々のつれづれ 


June 12, 2017

枇杷をもぐ

枇杷をもぐ ギャラリーの横にある枇杷の木は、今の時期ぎっしりと実を付けます。小さな実が多いのですけれど…。少しずつ大きくなって色づいてくると早速鳥がつまみはじめるのです。おいしそうな実がみんな取られないうちに、取ってくるのは私の役目。そう太くない枝に登り、なるべく大きな実をもぎます。
 枇杷の枝はしなるため、ゆっくりと引っ張って実を根本から捻じればポロリと取れます。それを手に下げているビニール袋に入れていきました。せまい樹の枝の間で実をよじって手を伸ばすのはなかなか困難。残念ながら取れない実もだいぶありました。
 ひとつ食べてみると、売っている枇杷ほど甘みはありません。が、みずみずしくて、爽やかな果汁が口の中に広がりました。まだ熟れていない実があるので、しばらくは楽しめそう…。食べたい方はギャラリーにいらした時にリクエストして下さいね。  

Posted by sengaart at 23:48Comments(0)TrackBack(0)四季の風景 


June 11, 2017

風が囃す町

風が囃す町菅谷 順啓 作 285×410mm

 越中八尾で開催される「おわら風の盆」。このお祭りに魅せられて、毎年通い、地元の方々と交流し、情景をスケッチし、作品を作り続けている菅谷氏。この風景は菅谷氏にとってやはり「私の風景」なのでしょう。
 いつもはモノトーンで制作している、風の盆の踊りのシーン。今回は台紙に柿渋を薄く塗った和紙を使用しています。柿渋を塗布した後、乾かすための鉄板の上に刷毛でなでつけると、紙の表面には刷毛目と気泡による丸い模様が出るとのこと。これらの柄がとても良い感じの質感となり、夕闇迫る夕方の空のようにも見えるのです。
 どこか日本人の心の郷愁を呼ぶおわら風の盆。和紙の質感とあいまって、美しい情感を描き出している作品です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
  

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June 10, 2017

久々のカラチの空

久々のカラチの空 今日はギャラリーが終わる頃にお客様がいらしたので、八潮のカラチの空まで夕食を食べにいきました。八潮はカーディーラー系のパキスタン人が多く、このレストランも本格的パキスタン飯。日本人は少なく、店内は異国のようです。
 今日オーダーしたのはカリフラワーカレーとオクラカレーです。そしてノンベジ用にはバターチキンとシシカバブー。ここはナン(日本のナンは卵が入っていることが多い)だけでなく、ローティもあり、生地の味といい、パリパリ感といい、絶品なのです。カリフラワーもオクラもトロトロな感じでローティとぴったり合い、美味でした。
 今年後半の活動の話など織り交ぜつつ、様々な話題には花が咲き、楽しくておいしい夜となりました。  

Posted by sengaart at 23:51Comments(0)TrackBack(0)べジィな食卓 


June 09, 2017

我が街 墨田

我が街 墨田高橋 隆 作 400×275mm

 大空を泳ぐ鯉のぼり。風を含んで翻っています。そして背後に見えるのはスカイツリー。墨田区に住む高橋さんが描いた元氣の良い作品です。
 鯉のぼりもスカイツリーも、細部まで描かれ、丁寧に切り抜かれています。このあたりは細かい切り抜きを得意とする高橋さんらしい作品だと思います。また、ここのところお孫さんが生まれ、雛人形や節句人形を描いてきた高橋さんの生活を反映。風景の背後に何気なく生活感や作者の個性が入ってくる…それが今回のテーマの狙いでもありました。
 季節的には過ぎてしまった5月の節句を描いていますが、ギャラリーの壁を飾ってくれる華やかな1点です。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
   

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June 08, 2017

並木路(春)

並木路(春)六郷 もと 作 285×410mm

 桜並木に佇む女性。満開の桜には、グラデーションの和紙が使われていて、とても綺麗です。女性の表情は、想い出に浸るようにも、もの想うようにも、感情を静かに抑えているようにも見えます。
 実はこの作品は連作になっていて、もう一方の作品は銀杏の並木道に佇む女性のが描かれています。こちらの作品は網ブラシで染められた黄色い色が印象的。1作でも女性の表情はとても気になりますが、2作になるとよりミステリアスに感じられ、何らかのストーリーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
 六郷さんは、1つのモチーフを様々に応用し、連作を作って作品の可能性を広げています。大きさや使う和紙の色、周囲との組み合わせ、レイアウトによって、同じ絵柄でも全く違った作品が仕上がるのです。この並木道は夏や冬にも展開できそうで、ちょっと楽しみな作品でもあります。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース
  

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June 07, 2017

剪画展「私の風景」初日

剪画展「私の風景」初日 今日は「私の風景」展の初日です。朝から雨が降るかな…と心配していたのですが、思ったほどお天気は崩れませんでした。そのため、初日にも関わらず多くのお客様が…。水元公園に菖蒲を見にいらした方が多かったです。
 今回の作品展は大きい作品も多く、壁面はかなり賑やかな感じになりました。風景がテーマなので、湖や海の風景、街の風景などもありますが、物語絵や心象風景を描いたものもあり、バラエティに飛んだ構成です。
 今日は小学生や中学生の男の子たちもお母さんとやってきて、それぞれ一番気に入った絵葉書を購入してくれました。お部屋に飾ってくれるなら、とても嬉しいですね。また、作家さんがお嬢さんやお孫さんと立ち寄って下さったり、ギャラリーで久しぶりに会った友人たちと会話がはずんだり…。コミュニケーションの場ともなった今日のギャラリーでした。
 作品展は7月1日まで。お気軽にお立ち寄り下さいませ。

(「私の風景」出展作品 2017.6.7〜7.1 於:剪画アート&スペース

  



June 06, 2017

「私の風景」展は明日から始まります

a094af66.jpg 土曜日に「風をおこす」展が終了したばかりですが、明日からは「私の風景」展が始まります。
 今回のテーマは風景画。単なる景色だけではなく、見る側の心象や想い出が含まれた個人的な風景です。街の景色や旅行先で見た景観、物語の舞台など、小作品を含めて23点の剪画作品が並びます。
 これから梅雨に入るのでお天気がくずれる日もあるかも知れませんが、水元公園の菖蒲もここ2週間が一番の見頃。お散歩がてら是非ともお出かけ下さいませ。
 
期間:  2017年6月7(水)〜7月1(土)
     水・木・金・土 開廊(日・月・火曜休廊)
     PM12:00〜PM6:00
会場  :剪画アート&スペース
     〒125-0033 東京都葛飾区東水元 2-12-16
     Tel : 03-5648-7075 / Fax : 03-5648-7074  



June 05, 2017

薫風の水元公園

薫風の水元公園 爽やかな風が吹いている午前中、遅まきながら水元公園へ…。お天気がよく、たくさんの方がお散歩をしていました。
 菖蒲の花は場所によってまちまち。かなり開いている場所もあれば、まだ花が少ないところもあります。長い期間菖蒲を楽しんで頂くために、少しずつ調節しているのかも知れません。そんな菖蒲田をゆっくりと散策するのも気持ち良かったです。
 昨年は菖蒲と共に紫陽花も咲いていたと思ったのですが、紫陽花の方は思ったほど咲いていませんでした。もう少し雨が多くなる頃、満開になるのでしょう。小さな花の方が先に開いていました。
 これから雨も多くなってきますが、菖蒲や紫陽花はより綺麗に開く時期です。水曜日から新しい展示も始まりますので、是非お散歩にお出かけ下さいませ。  

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June 04, 2017

シーズン初

シーズン初 熊本県の南関町から大きな箱が届きました。中には立派なスイカと小さなメロンがしっかりと固定されています。添えられていたスイカの保存方法によるとスイカは劣化が早いのでなるべく早く食べた方が良いとのこと。そして冷やし過ぎると甘みが弱まって美味しさが半減してしまうため、常温15度で食べるのが一番おいしいそうです。
 今日はお客様がいらしたので、切ってみると…中は真っ赤でとても綺麗。齧ると口の中にみずみずしい甘みが広がり、本当においしかったです。
 まだスイカのシーズンには早いし、今年初のスイカだ…と思ったのですが、考えてみたらタスマニアの朝食でビュッフェですでに食べたのを思い出しました。日本の夏のシーズンでは初スイカ。ここのところ暑いので、残りの部分もすぐに食べきってしまいそうです。
   

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June 03, 2017

「風をおこす」展最終日

「風をおこす」展最終日 今日は「風をおこす」展の最終日。水元公園の菖蒲も咲き始めたとあって、多くのお客様がお越し下さいました。この時期は暖かかったり涼しかったり変化の多い時期ですが、予想以上に暑い日が続き、早くも夏が訪れたような陽気。そのためうちわや扇の展示ははとてもタイムリーなものとなりました。
 通常は絵画として額に収まっている剪画も、今回のようにうちわや扇となることによって、多くの方に親近感を感じて頂いたようです。また、扇のように折り目がつくと、平面とはまた違った雰囲気となるのも不思議です。
 多くの方からご好評頂き、様々なご感想を伺うことができたこの「風をおこす」展。ここからまた、あらたなプロジェクトが生まれそうな予感もしています。ご来場頂きまして、ありがとうございました。   



June 02, 2017

絢爛に隠れて

絢爛に隠れて仲島 あい 作 510×295mm

 片面に顔料でパステルカラーに染められた和紙を貼り付け、その上に黒い和紙で繊細な図柄を貼ってあります。モノトーンの作品は通常シンプルになりますが、下地に淡い色合いのグラデーションを使うことによって、華やかさを出しました。
 上部にはたくさんの襞やキラキラとした飾りをつけた縁取り。扇の折れ線があってわかりにくいのですが、蝶の向こう側窓があって、王冠を付けた女性の横顔が見えています。右側にはバラをあしらった大きな飾り…。タイトルと合わせて意味ありげは構図に興味を惹かれます。どんなストーリーが背後にあるのでしょうか?
 20代の仲島さんらしい若々しさとロマンチックな雰囲気の漂う、素敵な作品です。

(「風をおこす」出展作品 2017.5.17〜6.3 於:剪画アート&スペース

  

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May 31, 2017

鷺草伝説〜常盤姫恋慕〜

鷺草伝説〜常盤姫恋慕〜菅谷 順啓 作 230×365mm

 今回の作品展に、菅谷さんは扇とは別に2点のうちわを出展しています。青いグラデーションの地に鷺草が咲いているうちわ、そしてもう一方は草から離れて花が鷺となって飛び立って行く姿を描いたものです。
 世田谷区にはこの鷺草にまつわる常磐姫の伝説があるそうです。あらぬ疑いをかけられ自害した常磐姫の思いを届けることができなかった鷺の情念が、この花の形となった…とのこと。確かに花びらをひらいたこの花は、すぐにでも飛び立ってゆきそうな気がします。
 菅谷さんならではの繊細なラインで鷺草の花びらを切り出したこの作品。鷺草は夏の花ではありませんが、この涼し気な水色と美しい花の形を楽しみながら涼をとるのも風雅だと思います。

(「風をおこす」出展作品 2017.5.17〜6.3 於:剪画アート&スペース
  

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May 30, 2017

彼女へのプレゼント

彼女へのプレゼント結城 公子 510×295mm

 結城さんのコメント「日本全国の森林などで見られる夏鳥ですが、緑一色の中では随分目立つことでしょう。是非、見てみたい鳥です。」
 一羽のピンク色の鳥が獲物をくわえています。その時に向かっているのは、やはり同じ色の鳥。人間にとっては小さな虫ですが、彼女にとっては嬉しいプレゼント。シンプルな構図であるがゆえに、鳥の生き生きとした表情が印象に深く残ります。
 背景の黄土色と緑は、不透明な絵の具を吹き付けてあるため、重厚感ある色味となりました。そのため、鳥の鮮やかな色合がより強調されています。染料で染めた和紙だけでは出ない色合いです。
 生き生きとした鳥とユーモアを感じさせる絵柄。何点か並ぶ扇の中でも異彩を放っている作品だと思います。

(「風をおこす」出展作品 2017.5.17〜6.3 於:剪画アート&スペース
   

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